●5月15日の祈祷会メッセージ要旨(詩篇119:121~176)

 詩篇119篇は聖書の中で最も長い巻です。また、ヘブライ22文字による、言わばイロハ歌でもあります。8節つずつ、22文字分ですから、合計176節まであります。これまで40節づつ3回、120節まで学び、この日最後の4回目は121~176節までの56節から学びます。
  まず、121~128節の部分では、記者は、金よりも純金よりも主の仰せ(みことば)を愛し、偽りの道を憎みます、と言っています。
129~136節では、みことばが光のように差し込んで悟りを与え、自分がどんな罪にも支配されないようにと言っています。
 137~144節では、あなたのさとし(みことば)はなんと正しく真実でしょう。また、それはよく練られていると言っています。
 145~152節では、祈りのことが記されています。記者は、夜明け前に起きて叫び求め、みことばを待ち望むと言っています。
 153~160節では、「私を生かしてください」と三回も繰り返しています。みことばにより神のご計画に従っていくとき、その人は神に用いられる器として最高に生かされるでしょう。
 161~168節では、記者は試練の中でもみことばをみつけて喜ぶと言っています。
 最後の169~176節では、みことばの約束通りに悟りが与えられて賛美する者とならせてくださいと言っています。
 以上、119篇は、イロハ歌で、特に定まったテーマというものは無いようですが、全体を振り返りますと、「みことばに従って生きることの幸い」ということが繰り返されていて、やはり、みことばと祈り、ディボーションの実践がその人を生かすカギということでしょう。

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