●11月8日(日)コンサート礼拝ショートメッセージ補足拡大版 

ゴスペルと言うと、一般的には音楽のジャンルの一種を指して言っていることが多いのですが、本来の意味は「福音(ふくいん)」です。新約聖書の原語であるギリシャ語では福音はエヴァンゲリオンです。福音の宣教をする伝道者のことをエヴァンジェリストとも言っています。ゴスペル(gospel)は英語ですが、God+spellであるという説もあります。
さて、ゴスペルの日本語、福音とは「良い知らせ」という意味です。日常生活の中で、良い知らせは多種多様にあるものです。子供さんが学校で良い成績を取ったとき、親に早く知らせたくなります。一家の主である夫が職場で昇進した、あるいは給料が大幅アップしたとき、家族に知らせたくなるでしょう。そういった身近なところでの良い知らせのほかに、大臣になったとか、オリンピックで金メダルを獲得したとか、あるいはノーベル賞の受賞などは、極々限られた人にしか体験できませんが、やはり、この世においてはこの上ない栄誉と言えます。ただ、よく考えてみますと、そういった栄誉は、やがてこの地上を去るとき、すべて置いていかねばならないものです。また、莫大な富や権力を持っていたとしても、この地上だけで終わってしまうものであり、人々の記憶からも消え去っていくでしょう。
そこで、筆者である私は改めて、福音(良い知らせ)とはいったい何だろうかと考えました。私たち人間はやがて終わってしまう。けれども、終わらない方、永遠から永遠に存在している方がおられる。その方は、モーセにご自分の名を聞かれたとき「わたしは、『わたしはある』という者である。(出エジプト3:14)」と答えられました。私たち人間は今あるけれど、やがて無き者となります。つまり、本当に良い知らせとは、永遠から永遠に存在しておられる創造主である聖なる真の神と共にいることです。この方が共におられるならば何も恐れるものはありません。
但し、聖なる神と共にいるためには、聖く正しくなければなりません。この世に一点の曇りもないような聖く正しい人はいますか?いません。しかし、今から約2000年前、この地上を歩まれた聖なる神のひとり子イエス・キリストがおられます。このイエス様は多くの人の罪をその身に背負い、十字架で身代わりの罰を受けられ、死んで墓に葬られました。しかしイエス様は死後三日目に復活し、今も生きて弱さを持つ私たち人間を助けてくださるのです。イエス様はマタイ1:23で、その名をインマヌエル(神は私たちと共におられるという意味)と呼ばれると書いてあります。私たちが、このイエス様の御名を呼び求める(ローマ10:13)ならば、聖なる神が私たちと共にいてくださるのです。これこそ本当のゴスペル(福音)です。

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