●4月30日礼拝メッセージ要旨(ヨハネ3:1~15)

ヨハネ3:1~15から、「新しく生まれる」という題でポイントを3つあげて学びましょう。
①新しく生まれる→神に出会う…ユダヤ人の宗教指導者であるニコデモが、夜、キリストのもとを訪ね、「あなたは神のもとから来られた教師です…。」と言うと、キリストは「人は新しく生まれなければ神の国を見ることはできません。」と言われ、そこから二人の問答が始まります。4月28日には、当教会でソン・ソルナムさんのフルートコンサートが行なわれました。五種類の楽器を持って来られました。一千万円、二百万円、七千円、二千円、ステンレスパイプの手作り楽器です。値段的な価値には大きな違いがありますが、一旦、ソルナムさんの手に握られると、それぞれの楽器の特徴が生かされた値段を越えた美しい音が奏でられました。つまり、私たち人間も、人の目には優劣があるように見えますが、真の神様の手に握られると、その人にとっては最善、最高の人生となるのです。新しく生まれるとは、神に出会うことです。それは水と御霊によるのですが、エペソ5:26によると、水とは聖書のみことばです。みことばと御霊によって真の神との出会いがあり、その人は新しく生まれるのです。
②風はその思いのままに…人間は風をコントロールすることはできません。風がその思いのままに吹くように、御霊の働きは御霊ご自身が主権をもって決定されるのです。私たち人間の立場からすれば、御霊に命令はできませんが、御霊を求めることはできます(ルカ11:13参照)。また、キリスト者は、自転車が追い風でスムースに走るように、御霊に導かれて歩むことが求められています(ガラテヤ5:25参照)。
③仰ぎ見る…民数記21章に、モーセが荒野で青銅の蛇を旗竿につけて掲げた記事があります。偶像ではないか?という疑問もありますが、ガラテヤ3:13~14を見ますと、結局、キリストが十字架に架けられて私たちの身代わりに呪われた者となってくださり、そのキリストを仰ぐことによって、アブラハムへの祝福、すなわち、御霊を受け、永遠のいのちの祝福を受けることができるのです。ローマ10:13には「主の御名を呼び求める者は誰でも救われる」とあります。キリストを仰ぐ、イエス様の御名を呼び求めることによって救いを受ける、すなわち聖霊を受けるのです。

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