●8月27日礼拝メッセージ要旨(ヨハネ7:25~53)

   「生ける水の川」という題で、ポイントを3つあげて学びましょう。
   ①どこから来たか…当時、ユダヤ人たちはイエス様がどこから来たかを知っているつもりでしたが、実は何も知りませんでした。イエス様は、創造主である天の父のみもとから来られ、しばらく、この地上を歩まれて、やがて、また元いた天に帰られます。私たち人間は、そのイエス様と父なる神様である創造主によって形造られ生かされている被造物です。創造主と被造物、造った方と造られた側とでは、その性質に大きな隔たりがあります。しかし、被造物である私たち人間は、救い主イエス・キリストを信じる信仰のゆえに創造主である神のご性質を受け継ぐことができるという驚くべき特権が与えられるのです。イエス様を信じた者は、やがてキリストが現われるとき、キリストに似た者となります(第一ヨハネ3:2)。ですから、キリスト者は、神の栄光を現わすために、いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことについて感謝しながら(第一テサロニケ5:16~18)歩みましょう。
   ②生ける水の川…この「生ける水の川」とは、たぶん、エゼキエル47章に出てくる川のことを言っているのでしょう。その川が流れるところは、そこに群がるあらゆる生物が生き、非常に多くの魚がいるようになるのです。つまり、それは、霊的な意味で、多くの人々が神に立ち返るというリバイバルのことです。近年(18~19世紀)のイギリスでは、ジョン・ウェスレー、チャールズ・スポルジョン、アメリカでは、チャールズ・フィニー、ドワイト・ムーディーなどによって、リバイバルが導かれてきました。日本では1930年頃にホーリネス教団によるリバイバルが有名です。それらは、いずれも熱心な深い祈りを通してもたらされてきました。今日、私たちも神に近づくことを求めましょう。「~天の父が、求める人たちに、どうして聖霊を下さらないことがありましょう。(ルカ11:13)」
   ③ニコデモの勇気… 祭司長、役人、パリサイ人たちの会合で、キリストのことが話題となりました。「イエスが人々を惑わしている」と結論が出されようとしたとき、以前、キリストを訪問したことがあるニコデモが「どんな罪でも二、三人の証言がなければ立証されない。」と、その場の空気に流されることなく勇気ある発言をしました。私たちも、この世の悪しき慣習などに飲み込まれることなく、みことばに堅く立ち、聖霊の力によって勇気ある行動をしたいものです。

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