●5月26日礼拝メッセージ要旨(使徒の働き15:22~41)

   「決議の報告、そして~」という題で、三つの段落から三つポイントをあげます。
   ①決議の報告…エルサレム会議では、異邦人に割礼が不要であるということ、そして、注意深く避けるべきこととして「偶像に供えた物と血と絞め殺したもの(食するという意味において)と不品行を避けるべきである」との決議がされました。当時、実質上の本部・エルサレム教会から世界宣教の拠点となりつつあったアンテオケ教会に、その報告がされることになりました。そのとき、アンテオケ教会の代表として参加していたパウロとバルナバに加えて、全教会から選ばれたバルサバと呼ばれるユダとシラスが同行し、この二人が会議の決議報告をしたのです。その内容の記されている手紙の前文には、パウロとバルナバについて、そしてユダとシラスについても言及していて、彼らは信頼のおける人々であり、彼らが携えてきた手紙も信頼のおけるものであるということを示していると言えます。それだけ、この会議の内容は大事であり、それから2000年の時を経た今日でも、実際に、この決議が有効なものとなっています。
   ②励まし、力づけた…いよいよ一行がアンテオケに到着し、報告会を催しました。報告を聞いた人々は、励まされ喜びました。一時は、「モーセの慣習に従って割礼を受けなければ救われない」というメッセージに、少なからずの人々が動揺し、心を乱したことでしょう。その点で、その動揺を回復させる必要があったのです。預言者でもあるユダとシラスは、多くのことばをもってアンテオケ教会の人々を励まし、力づけました。今日、私たちも、信仰の励ましが必要です。ヘブル10:25には「ある人々のように、いっしょに集まることをやめたりしないで、かえって励まし合い、かの日が近づいているのを見て、ますますそうしようではありませんか。」とあります。
   ③新たな出発…幾日か経過したあと、パウロはバルナバに第一回伝道旅行で訪れた地への再訪を促しました。すると、バルナバはマルコも連れて行くと言いました。パウロは、前回の旅行の途中で帰ってしまったマルコを連れて行くことに反対しました。意見がかみ合わず、結局、二人は別行動を取ることになりました。パウロは、そのままアンテオケに滞在していたと思われるシラスを伴いシリヤからキリキヤへ、バルナバはマルコと共にキプロスへ向かいました。ローマ8:28に「すべてのことが益となる」というみことばの通りに、結果的には同時に二箇所の方面に伝道に行くことができ、しかも、この何年か後に、マルコはパウロとって役に立つ人になって(第二テモテ4:11)います。ですから、時々、起こるマイナスと思えるような出来事も、神を愛する者にとっては益となるのですから、私たちは、いつでも主を信頼し、期待をしていましょう。

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