●10月13日礼拝メッセージ要旨(使徒の働き23:16~35)

 「危機から脱出したパウロ」という題でポイントを3つあげます。

①パウロの姉妹の子…「パウロを殺してしまうまでは飲み食いしない」と誓い合う人たちが40人以上集まり、その作戦を練りました。それは、もう一度議会を開いてもらってパウロが連れ出されたところを待ち伏せして殺すという計画でした。しかし、そのときパウロの甥がその暗殺計画を耳にし、ローマ軍の兵営に入れられているパウロに知らせたのです。それでパウロは、甥が直接、千人隊長にその陰謀のことを伝えるように段取りしました。千人隊長はパウロの甥からそれを聞いて、パウロをエルサレムから即座に逃れさせようとしました。使徒の働き12章では、ヘロデに捕らえられていたペテロが主の使いによって牢から救い出されています。この箇所では、そういった奇跡的な方法ではないように見えますが、やはり、どちらも主のご介入があり、それぞれの方法で主が守ってくださったのです。当つばめさわ教会が建設されたときのことを振り返ると多くの奇跡的な要因がありました。その中でも最も大きな要因は、土地を確保し基礎工事をすれば、あとは建物を無償で提供してくれるという支援の話が舞い込んだことです。申し訳ないと思いつつ、そのプランを感謝して受けとめ、今日に至ったわけです。パウロの場合、彼の甥がパウロの救出に用いられました。そこに主の御手があったのです。

②ローマ軍の護衛…パウロの甥から陰謀の情報を得た千人隊長は、直ちに行動します。二人の百人隊長を呼び、歩兵200、騎兵70、槍兵200をその夜九時に整えよと命じます。パウロのためには馬の用意もさせて、これだけの護衛が付くのですから、何ということでしょう。第二列王記6章の記事で、アラムとイスラエルが戦っていた頃、イスラエルは預言者エリシャの助言でいつも優勢でした。エリシャが助言しているということを聞いたアラムの王は怒って大軍を送り、エリシャのいた町の周りを包囲させました。そのとき、そのアラムの大軍を圧倒する主の軍勢がエリシャを取り巻いて守っていたのです。今日、イエス・キリストを信じる者には、そのエリシャを守っていた天の軍勢をいつでも呼び出すことのできるイエス様が共にいてくださるのです(ガラテヤ3:27参照)。

③カイザリヤに護送されたパウロ…結局、千人隊長の計らいで、パウロはカイザリヤに護送され、ユダヤの議会がパウロを訴えたければ、総督ペリクスがいるカイザリヤに来ればよいということです。つまり、結果的にパウロはローマ法にも守られていたのです。もう一度振り返りますと、パウロの命は、彼の甥によって守られ、次にローマの軍隊によって警護され、さらにローマ法も彼を守りました。13日早朝まで台風19号が襲来しました。テレビなどで「命を守る行動を」と呼び掛けていました。それが自分に関わってくれば、それまでの価値観はずいぶん変わってきます。電気や水がストップしたらどうしようと考えます。つまり、人間が生きるために必要なものは何か、という点に集中するのです。でも、その大切な命さえも終わる時が全ての人に訪れます。そのとき、最も必要になるのが福音です。エルサレムそしてローマにまで行こうとしていたパウロの行動は、正に、その福音宣教のためであったのです。

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