●2021年12月19日(日)礼拝メッセージ要旨 …ルカ2:8~14…「天の神様からの偉大な贈りもの」 

★きょうはクリスマスについてのメッセージです。一般的に、クリスマスというと、ツリーを思い浮かべます。特に最近は、どこの地域でも華やかなイルミネーションが飾られるようになりました。仙台定禅寺通りの「光のページェント」は1986年から始まっています。今年は12月18日から31日までだそうです。確かにイルミネーションは闇の中に輝く光を現わしていて、聖書のメッセージと同じですね。

★もう一つのクリスマスの主役はサンタクロースとプレゼントです。きょうは、クリスマス礼拝参加者全員にプレゼントを用意しています。

★さて、ここから、もっと大事なプレゼントの話をします。ルカの2:10には、羊飼いたちが、夜、羊を見守っていたところに、天使が現れました。天使は「すばらしい喜び」を知らせに来たのです。もちろん「すばらしい喜び」でも良いのですが、2017年訳聖書には「大きな喜び」となっています。英語の聖書ではgreat joy(偉大な喜び)となっています。確かにギリシャ語原語でも「大きい、壮大、偉大」を表わす語です。

★さて、その「大きな喜び」とは何の喜びでしょう。ルカ2:11には「救い主」と書いてあります。それは、暗やみから光に移されるということです。全ての人は罪人です。誰でも、自分は正しいと思っています。でも、自分が罪人であることに気づくことが幸いなのです。イエス・キリストは、人としてお生まれになり、やがて、時至り、私たち罪人のために十字架の救いを完成しました。そして、信じる者に永遠のいのちを与えてくださいます。

★ところで、クリスマスが終わると新年になります。筆者は、それを見越して、「幸せいっぱいのお正月」というトラクトを作りました。そのトラクトに紹介されていますが、当教会には2011年5月に、104歳で召天された女性Wさんがいました。2008年の元旦礼拝でWさんに証しをお願いすると、彼女は「ハレルヤ。今年で102歳(数えで)になります。神様に支えていただいて今日あることを感謝しています。今私は幸せいっぱいです。神様の愛の深さを感じています。自力で生きているのではありません。なんと感謝したらよいでしょう。」と短く簡潔にまとめてくださいました。彼女はイエス様を信じて、まことのいのちをいただき、心の底から「幸せいっぱいです。」と語ったのです。

★ルカ2:12をみますと、イエス・キリストは、お生まれになったばかりのとき、布にくるまり、飼い葉おけの上に寝かされていました。天においても地においてもいっさいの権威を持っておられる全能の神様、その御ひとり子が、家畜の飼われている飼い葉おけの上で寝かされているとはいったいどういうことでしょうか。実は、ここに、本当の神様が、私たちの救いのために犠牲を払った真実なお姿があるのではないでしょうか。今、この世においては、真実なこともありますが、一方で不真実なことも少なくありません。私たちは、真実なことを見分けて、真実な歩みを求めていきましょう。クリスマス、それは、天からの偉大な贈りものである救い主イエス様が私たちに示されているときです。私たちは、このイエス様を信じ、イエス様について書いてある聖書に基づき、真実なことから外れない、祝福と永遠への道を進んでいきましょう。

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