●2022年10月2日(日)礼拝メッセージ要旨  

 第一テサロニケ4:1~18からです。この聖書箇所は、イエス・キリストの再臨(クリスチャンのための空中再臨)について比較的具体的に記されています。再臨を中心テーマに、「空中で主と会う」という題でポイント3つ上げて行きます。  

①聖くなること…神のマスタープランは、この地上に住んでいる人々の中から、聖く歩んでいる人を選び出し、永遠の天の御国に住まわせることです。でも、人間は誰でも罪人です。ですから、イエス・キリストの十字架の贖いを信じ受け入れて聖い者とされ、神と共に歩んでいる、そういう人を神は選ばれるのです。黙示録21:7~8には「勝利を得る者は、これらのものを相続する。わたしは彼の神となり、彼はわたしの子となる。しかし、おくびょう者、不信仰の者、憎むべき者、人を殺す者、不品行の者、魔術を行う者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者どもの受ける分は、火と硫黄との燃える池の中にある。これが第二の死である。」とありますが、もう既に、神に選ばれているクリスチャンは、特に、不信仰に陥らないように注意が必要です。筆者の知り合いで牧師のKさんは、2019年10月1日午前7時半頃、突然、半身不随の状態になり、救急車で運ばれました。救急車の中で、「直っても後遺症が残るのではないか。」などと暗い思いが支配しました。しかし、そのとき、使徒の働き16章でパウロとシラスが牢獄で祈りつつ賛美していたのを思い出し、救急車の中で賛美の歌を歌い始めました。すると、段々と声が出て、普通に歌うことが出来るようになりました。病院に到着し、検査を受けると、医師が「確かに脳に脳梗塞の所見があったが、詰まった所が取れて大事に至らなかった」とのこと。奇跡が起きたのです。ハレルヤ。私たちも聖められることを追い求め、信仰の人として歩みましょう

②落ち着いた生活 …今年イスラエルでは、太陽暦の9月26~27日に新年を迎えたとのこと。そして、太陽暦の10月10日、ユダヤ暦で7月15日から仮庵の祭りです。メシヤニックジュー(ユダヤ人クリスチャン)の間では、この時期にキリスト降誕があったのではないかと考えられているとのことです。(※その根拠のヒントは、バプテスマのヨハネの父ザカリヤと第一歴代誌24:10です。)キリスト降誕は初臨であり、再臨と時期が重なるという見方もあります。しかし、再臨がいつになるかということは天の父なる神様しか分かりません。それよりも、私たちは、キリストの再臨が、明日になっても、あるいは10年後、100年後になっても良いように、落ち着いた生活を志すべきです。学生なら勉学に励み、成人なら与えられた仕事に忠実に励むことです。

③空中で主と会う…マタイ24:4~31には、終わりの日には、偽キリストの出現、戦争と戦争のうわさ、飢饉、地震、迫害、偽預言者の出現、不法がはびこる、荒らす憎むべき者の出現、天変地異などが起こりつつあるときにキリストが再臨するのです。主の再臨の日は誰も知らず、用心しないと思いがけない時に、その日が来るでしょう。マタイ24:30~31節には再臨のことが記してあります。30節は再臨を悲しむ人、31節は再臨が救いとなる人のことが記され、非常に対照的です。言うまでもなく、私たちは、マタイ24:31に記されているように、再臨を待ち望み、選びの民として集められる者でありたいと願います。神のラッパの響きのうちにキリストは天から下って来られます。そのとき、キリストにある死者が初めによみがえり、次にキリスト者が雲の中に一挙に引き上げられ、空中で主と会うのです。最後に詩篇の中に記されている再臨の記事です。「神に向かって歌い、御名をほめ歌え。雲に乗って来られる方のために道を備えよ。その御名は、主。その御前で、こおどりして喜べ。(詩篇68:4)」

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