●2023年10月15日(日)礼拝メッセージ要旨 

第一ペテロ1:13~25から「草はしおれ、花は散る」という題でポイント3つ上げていきます。

1.聖なる者になりなさい…先週の第一ポイントは「選ばれた人々」です。それは、きよめられた生き方をするために聖なる神に選ばれたということです。外側の体の汚れは、お風呂にでも入って洗えばきれいになります。しかし、体の中、すなわち心の汚れ(罪)は、聖なる神の御子イエス・キリストが十字架上で流された血によってきよめられるのです。ヘブル10:22には「そのようなわけで、私たちは、心に血の注ぎを受けて邪悪な良心をきよめられ、からだをきよい水で洗われたのですから、全き信仰をもって、真心から神に近づこうではありませんか。」とあります。私たちは、イエス・キリストを信じ受け入れてバプテスマを受け、そこからさらに神に近づくのです。神に近づくための手っ取り早い方法は、イエス・キリストの名によって集まっている集会(礼拝)に参加することです。筆者は先週、ラブソナタ関連の集会もあって、水曜日から土曜日まで四つの集会に参加しました。そのうち二つは当教会での集会です。正直、多少の疲れはありますが、心は恵まれています。それは、聖霊様に触れていただいたためと思われます。16節には「わたしが聖であるから、聖でなければならない。」とありますように、聖なる神のご性質に与るには、その方に近づくこと、イエス様の御名によって教会に集まり、共に礼拝することです。

2.父祖伝来の空しい生き方からの解放…ラグビー・ワールドカップの前々回の大会でしたか、五郎丸選手の「ルーティン(routine)」が話題になりました。フランス語で「習慣的に行動すること」です。クリスチャンは日曜日には習慣的に礼拝に参席します。これは最高のルーティンですね。しかし、世の中にはアルコール中毒とか、麻薬中毒で苦しんでいる人もおられます。止めたくても止められなくなり、更生施設などにお世話になる人もいます。それらの良くないルーティンも問題ですが、父祖伝来の空しい生き方も大きな問題です。日本は偶像礼拝が盛んな国で、偶像を見つけると御利益を期待して、むやみに拝礼をする人がいます。40~50年くらい前でしょうか、ブームに乗って日本各地に巨大な観音像が設置されました。しかし、最近、それらの中で老朽化が進み、台風などで倒壊する危険があって、問題となっているものもあるとのことです。本当の神様は老朽化しません。また、日本では先祖崇拝が蔓延しています。先祖(人間)は敬愛の対象にはなり得ても、崇拝の対象にすべきではありません。それは偶像礼拝という大きな罪です。そういった悪い習慣から脱却するには、19節の「傷もなく、汚れもない、小羊のようなキリストの尊い血によったのです」が答えです。

3.草はしおれ、花は散る…私たち人間は、外側の見えるところは野の草のようです。花を咲かせているような時は一瞬にして過ぎ去ります。ですから、私たちは、自分自身のたましい、内側に対して、もっともっと目を留めなくてはなりません。先日の10月12日は仙台サンプラザでラブソナタという大きな集会(伝道大会)がありました。主催しているオンヌリ教会のイ・ジェフン牧師がメッセージを語りました。私たち人間は、三つの渇望を持っている。それは①真理に対する渇望…ヨハネ8:32には「そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」とあるように、聖書の真理を知ることによって、しばられているものから解放され、本当の自由を得るのです。②栄光に対する渇望…人は自分の栄光を求めます。称賛を受けたり、他の人より優っていることを求めます。人間を形造られた神様は、私たち一人一人を最高に創造されました。人と比べたり、人まねをしたりする必要はありません。イエス様を信じ、自分に与えられた使命を生きることで、神の栄光が現われるのです。③永遠に対する渇望…伝道者の書3:11には「神はまた、人の心に永遠を与えられた。」とありますように、私たち人間は潜在的に「永遠」を求めています。ですから、イエス・キリストにより、とこしえに変わることのない主のことばを信じて、永遠のいのちを受けましょう。そして、真理に従い、互いに愛し合い、身を慎み、キリストの現われのときもたらされる恵みを待ち望んでいきましょう。

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