2012.4.1礼拝メッセージ要旨(黙示録20:1~15)

 この章では三つのキーワードから学びましょう。第一に「千年の間~」です。一般的には千年王国と言われていますが、この「千年の間~」と表現している箇所は聖書ではここだけです。但し、この箇所に関連すると推測できる記事は聖書に何箇所かありますが、聖書は、千年王国について、それほど詳しく述べてはいません。千年が実際的な数字なのか、象徴的な表現なのか、色々な説があるようです。大事なことは、千年王国そのものに対する議論よりも、そういった祝福の場所に入るために主を恐れ、主のみことばに聞き従うことです。第二は、「いのちの書」です。モーセは、出エジプト32:32で「いのちの書」と同じ概念のことを言葉にしています。70人がイエス様に遣わされて、その働きが成功して帰ってきたとき、イエス様は「あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。(ルカ10:20)」と言われました。いのちの書に名が記されるということはこの上ない祝福です。今日、イエス・キリストを信じ受け入れることによって、いのちの書に名が記されるのです。第三は、「第二の死」です。ユダヤ人の指導者ニコデモがイエス様をこっそり尋ねたとき、イエス様に「人は新しく生まれなければ神の国を見ることはありません。(ヨハネ3:3)」と言われました。イエス様を信じて新しく生まれているなら、たとい、死んでも第二の死である永遠の滅びに至ることはありません。すでに救いのうちにある人はイエス様の福音を証ししましょう。

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