●10月20日の礼拝メッセージ要旨(マタイ24:29~51)

 24章前半では、「世の終わりの前兆」という題で学びました。この後半では、「キリストの再臨」ということに焦点をあてて三つのポイントで学びましょう。
   ①天変地異…太陽が東から出て西に沈む。私たちは、それを毎日、当たり前のように感じています。今年2月15日にロシアのチェリヤビスク州で隕石が落下し、建物などに大きな被害が出たというニュースを知りました。「星は天から落ち(29節)」という聖書のみことばを思い浮かべました。天の万象が揺り動かされる、そのようなときにイエス様が再臨されるようです。そのとき地上では、悲しみながら人の子を迎える人(30節)と携挙に与る人(31節)の二種類の人々があると言っています。第二ペテロ3:6~7で、ノアの大洪水では水によって当時の世界が滅びたけれども、今の天と地は、同じみことばによって火に焼かれるためにとっておかれているとあります。
   ②その日、その時がいつであるか…32節では「イチジクの木からたとえを学びなさい。」とありますが、再臨の日が近づいているのかどうなのか、そういった霊的現象を見分けるには、聖書をよく読むことです。但し、再臨の日がいつかということを論じるとき、最も注意しなければならなのは、その日を特定すべきではないということです。36節には「いつであるかは~父だけが知っている」とあり、使徒1:7には「いつとか~知らなくてよい」ともあります。40~41節には、日常生活の中で、一人が取られ、一人が残されるとあります。仲の良い二人のうち、一人だけ携挙に与ることよりも、二人一緒のほうがより幸いです。私たちを取り囲む愛する家族や友人のためにも祈りましょう。
   ③忠実な賢いしもべ…最近、アンパンマンの作者・やなせたかしさんがお亡くなりになりました。アンパンマンの漫画(劇画)がヒットしたのは、やなせさんが69歳になったときだったそうです。そういった漫画の世界でコツコツと自分の道を模索しながら長く続けて来られて成功を見たのでしょう。私たちの信仰生活も堅実で忠実であることが必要です。継続は力です。聖書をコツコツ読み続ける。祈り求め続ける。信仰の成長に役立たないようなことには深入りしない。主人が帰って来たときに、任された仕事に忠実だったしもべのようでありたいものです。

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