●8月30日礼拝メッセージ要旨(ルカ4:31~44)  

 故郷のナザレでは、がけから投げ落とされそうになったイエス様でしたが、ガリラヤの町カペナウムに下って来られ、そこで活動を開始されます。今回もポイントを三つあげて学びましょう。
   ①イエス様の権威…イエス様は、会堂で権威をもって語られ、悪霊につかれた人から悪霊を追い出す権威を示されました。41節では、悪霊どもは、「あなたこそ神です。」と大声で叫びながら出て行ったとあります。悪魔、悪霊、サタンと呼ばれる彼らは、イエス様が神の子であるということ、また、権威を持っておられる方であることをよく知っていて、イエス様を恐れています。ところが、私たち人間はどうでしょう。聖書のみことばを信じているクリスチャンであるならば別ですが、クリスチャン以外の多くの人々は、イエス・キリストが誰であるかを全く理解していません。この点においては、悪魔の方が遥かに賢いと言えます。彼らは、真理に従うことは決してありませんが真理はよく知っていて、誰がクリスチャンであるか、そうでないかもよく知っているのです。特に悪魔は、イエス様の御名による権威を用いることのできるクリスチャンを恐れます。パウロは、使徒16章で、占いの霊につかれた女から、イエス・キリストの御名によって悪霊を追い出しました。今日、私たちは、たといパウロのようでなくても、霊の目を覚まし、主イエスの御名により、祈りによって悪魔に立ち向かう者となりましょう。    ②教会の使命…「教会」と言うとき、建物を指して言うことが多いのですが、聖書が言う教会とは、キリストをかしらとするキリストのからだであり、言うなれば、イエス様をボスとするイエス様を信じる人々の共同体です。ですから、その教会の使命は、ボスであり主人であるイエス様が命じることをするのです。イエス様は、カペナウムで何をされたか。会堂で教え、悪霊を追い出し、病や患いをいやし、福音を宣べ伝えられました。教会の使命、それは、教会堂で教え、また人々の様々な問題、ニーズに応え、十字架の救いの福音を宣べ伝えることです。
   ③他の町々にも…当教会は、同じ宮城野区内にあって、最初は福住町、次に福田町、そして蒲生、新田、現在建設中の燕沢に教会の建物が位置することになります。結果的に各地での宣教活動が許されてここまで来たことは、「他の町々にも、どうしても神の国の福音を宣べ伝えなければなりません。」と言われたイエス様の御旨と一致しているとも言えます。今後、さらによく祈り、主の導きに従って、福音を届けていきたいと思います。

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