●11月22日礼拝メッセージ要旨(ルカ7:1~17) 

百人隊長の立派な信仰とナインの青年が生き返った記事からポイントを3つあげて学びましょう。
①会堂を建ててくれた人…百人隊長は、自分のしもべの病のいやしを願って、直接イエス様のもとに行ったのではなく、ユダヤ人の長老たちに託しました。長老達は、百人隊長が自分たちのために会堂を建ててくれたと紹介しています。ちょうど、現在、私たちの教会の会堂を建ててくれている方たちがいます。「会堂を建てる」ということは言葉では簡単ですが、実際に建て上げるためには様々な障壁を乗り越えていかねばなりません。そういう意味で、当時の百人隊長がどれほどの犠牲を払って会堂を建てたのか、と思います。私たちも会堂を建て上げるために、引き続き、祈りや自分のできることで協力しましょう。また、会堂とともに、キリストの体なる教会を建て上げるために、自分に何ができるかを考えて行動する人になりましょう。
②立派な信仰…百人隊長はイエス様に「このような立派な信仰はイスラエルの中にも見たことがありません。」と最大級の褒めことばをいただいています。どういう点で褒められたのでしょう。それは、百人隊長が「神のことばは必ず実現する」という信仰を持っていたからです。私たちの毎日の生活を見るとき、何もかもが順調ということはまずありません。むしろ、思うようにいかない事ばかりではないでしょうか。そんなとき、悩んだり、つぶやいたりしてしまいがちです。でも、そこで、みことばに立って、主に信頼していくことが大切です。悪魔も生きていて、悪い火矢を投げ込んできます。でもそこで信仰の大盾を取ること(エペソ6:16)によって、その火矢を消すことができます。悪魔よりも圧倒的に強いイエス様を信じましょう。
③ナインの青年が生き返る…やもめとなった母親の一人息子が亡くなったのですから、その母親はどんなに悲しかったことでしょう。でも、イエス様の一ことばで死んだ息子が起き上がり、ものを言い始めました。今日、こういった奇跡が起こることはまずありえませんが、私たちの現実生活の中で、ありえないような小さな奇跡を時々見ることがあるものです。また、よく考えてみますと、私たちが、この世に生きていること、否、真の神様によって生かされていること自体が奇跡であります。そして、最も喜ばしく素晴らしい奇跡は、一人の人がイエス様の救いに与ることです。私たちの生涯が、そのことのために用いられたらどんなにか幸いなことでしょう。

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