●5月29日礼拝メッセージ(ルカ11:37~54)

   ルカ11:37~54から、「内側と外側」という題で学びましょう。キリストが、パリサイ人の家に食事に招かれたとき、キリストがきよめの洗いをしないのを見て、そのパリサイ人が驚いていると、キリストは「あなたがたは、外側はきよめるが、内側は強奪と邪悪とでいっぱいです。」と言われました。パリサイ人らは表向きでは、神に従うように見えても、その実態、内側は神に逆らう歩みをしていたのです。また彼らは、会堂の上席や市場で挨拶されることが好きで、彼らの教えは、却って人々を汚れさせていました。人々には負い切れない荷物を背負わせ、自分はその荷物に指一本さわろうとしませんでした。そして、旧約時代に預言者たちを殺した先祖たちと同じように、目の前にいる聖なる神の御子イエス・キリストを十字架に架けて殺そうとしていたのです。
   さて、言うまでもなく、私たちは、このようなパリサイ人、律法学者のようであってはなりません。彼らのようにならないためには、まず、内側がきよくされなくてはなりません。内側をきよくするとはどういうことでしょうか。聖なる神の前に悔い改めることです。永遠の滅びに向かっている魂を天国に方向転換することです。そのために、私たちの罪の身代わりに十字架で罰を受けてくださったイエス・キリストを心に迎え入れることです。
   内側がきよめられたら、今度は内側が強められることが求められます。そのためにはどうしたらよいでしょうか。聖書のみことばをよく読み、祈りに励むことはいうまでもありませんが、聞いたみことばを実行することが大事です。私たちは、人が幸せになるため、人が祝福を受けるために何ができるかを主から教えていただいて、それを実践できると幸いです。

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