●12月4日礼拝メッセージ要旨(ルカ21:1~19)

 「どんな前兆があるのでしょう」という題でポイントを3つあげて学びましょう。
①心を見られる神…キリストが宮で、人々が献金箱に献金を投入する様子を見ていました。金持ちたちが献金したあと、ある貧しいやもめがレプタ銅貨二つを投げ入れました。すると、キリストは、「わたしは真実をあなたがたに告げます。この貧しいやもめは、どの人よりもたくさん投げ入れました。みなは、あり余る中から献金を投げ入れたのに、この女は、乏しい中から、持っていた生活費の全部を投げ入れたからです。(ルカ21:3~4)」と言われました。1レプタは128分の1デナリです。キリストは彼女の心を見ておられたのです。第一サムエル16章では、預言者サムエルがエッサイの8人の息子の中から一人に、イスラエルの王として油を注ごうとし、まず長男のエリアブを見たとき、主は、「彼の容貌や、背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けている。人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、主は心を見る。(第一サムエル16:7)」と言われました。昔も今も、主は心を見られる方です。さて、この貧しいやもめのその後について、聖書は何も言ってはいませんが、彼女はきっと、その後、祝福された生涯を歩んだのではないでしょうか。
②どんな前兆があるのでしょう…ヘロデ王が改修した第二神殿はヘロデ神殿とも呼ばれています。その神殿は、AD66年から始まるユダヤ戦争により、AD70年にローマ軍によって破壊されることになります。キリストは、その出来事を重ね合わせながら、世の終わりに起こる前兆について話されます。キリストの名を名乗る者が大勢現れること、民族と民族、国と国の対立、戦争、暴動、大地震、疫病、ききん、恐ろしいこと、天からのすさまじい前兆が起こると言われました。科学が進歩し、便利なものが次から次へと限りなく現われ、人々の暮らしも良くなってきているのですから、世界が平和になり、何の問題もなく、自然災害さえも科学の力で無くなってしまっても良いはずなのですが、やはり、イエス・キリストが言われた通りに、この世界が動いています。そこで、戦争や大地震がいつ起こってもおかしくないようなこの時代を私たちはどのように過ごせばよいのでしょう。私は2014年元日を迎えるときに、聖書の中から、その答えを得ました。ヨハネ9:4の「わたしたちは、わたしを遣わした方のわざを、昼の間に行なわなければなりません。だれも働くことのできない夜が来ます。」というみことばです。つまり、私たちは先のことを心配するのではなく、今、与えられている貴重な時間に目を留め、この機会を生かして福音を証ししたり、神の栄光が現われることを求めて生活することです。
③自分のいのちを勝ち取る…今、世界の国々の政治的な傾向として、かつては少数派だった民族主義を標榜する極右政党が台頭してきています。時代が変わってきて、他者に対して寛容であることが難しくなったからなのでしょうか。しかし、キリストの救いを受けた者は、世がどんなに変化しても、他者に寛容であり、悪に負けてはならず、かえって善をもって悪に打ち勝ち(ローマ12:21)ましょう。聖書の教えは、敵を愛し、寛容であることです。もし、塩が塩気を失ったら何によって塩気をつけるのでしょう(マタイ5:13)。私たちを特別に扱ってくださる神の力に拠り頼みつつ、忍耐をもって自分のいのちを勝ち取りましょう。

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