●12月10日礼拝メッセージ要旨(ヨハネ12:1~11)

 ヨハネ12:1~11から「ナルドの香油」という題で、ポイントを三つあげて学びましょう。
 ①タイミング…マリヤがキリストに香油を注いだのは、過ぎ越しの祭の六日前でした。つまり、キリストが十字架で死なれる日が迫っていました。場所はマルタとマリヤの家だったのかは不明ですが、マリヤはこの時しかないと思ったのでしょう。それはルカ10:39に「彼女にマリヤという妹がいたが、主の足もとにすわって、みことばに聞き入っていた。」とあるように、マリヤはキリストが語られる時、いつも、そのみことばをよく聞き、それだけではなく、それを素直に信じていたのです。弟子たちは、いつもキリストの側近くでキリストの話を聞いていたにもかかわらず、マリヤほど聞いたことを信じていなかったのです。世の終わりが一歩一歩近づいている今、私たちはマリヤのように聖書をよく読み、よく理解し、その都度、すべきことを実行してまいりましょう。
 ②備える…最近、アメリカのトランプさんがアメリカ大使館をエルサレムに移転すると発表しました。それによって中東諸国が一斉に反発しています。なぜ、そのようなことをわざわざ言って、中東情勢を不安定にさせるのかと思ってしまいますが、キリストがマタイ24:7~8で「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります。しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めなのです。」と言われた通りに、この世界が動いているのです。マリヤは300デナリもする香油をキリストのために備えていました。私たちも世の終末のために備えていなければなりません。箴言6:6~8には「なまけ者よ。蟻のところへ行き、そのやり方を見て、知恵を得よ。蟻には首領もつかさも支配者もいないが、夏のうちに食物を確保し、刈り入れ時に食糧を集める。」とあります。私たちは、霊的な糧を蓄え、天に宝を積みましょう。
 ③ささげる…それにしてもマリヤは、300デナリもするナルドの香油を、よくぞ思い切ってキリストに注いだものです。東京のK教会のYさんは、若い頃、一枚のビラを青年から受け取り、教会に初めて行き、その後、クリスチャンとなりました。会社を立ち上げ、一時は軌道に乗ったものの、倒産しました。その後、Yさんは、それまでの「仕事第一、イエス様第二」だったことを悔い改め、それからは「イエス様第一」と改め、事務所の所長はイエス様になってもらいました。その後Yさんの仕事は成功しました。そして、今年の夏、召天されるまでの60年間にわたって、忠実に教会学校の奉仕を続けられたということです。マリヤのキリストに対する信仰姿勢は、その高価な香油を惜しげもなくささげた行為に表われていると言えましょう。Yさんも自分自身を主にささげて、生涯を全うされました。

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