●11月10日礼拝メッセージ要旨(使徒の働き26:1~18)

 「暗やみから光に」という題でポイントを3つあげます。

   ①とげのついた棒を蹴るのは痛い…総督フェスト、アグリッパ王たちの前でパウロは弁明する機会を得ました。元々パウロはユダヤ教の熱心な信者でした。その熱心さのゆえにキリスト者を迫害していました。ユダヤ教は旧約聖書を信じています。その旧約聖書で預言しているメシヤ(救い主)こそ、イエス・キリストなのですが、そのイエス様を拒否しているのが今日までのユダヤ教でもあります。あるとき、祭司長たちから権限を受けたパウロはキリスト者たちを捕らえようとエルサレムからダマスコに行く途上で聖霊なるイエス・キリストに出会いました。まばゆい光がパウロ一行を照らすと、彼らは地に倒れました。そのとき「サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。とげのついた棒を蹴るのはあなたにとって痛いことだ。」という声が聞こえました。キリスト者を迫害することは、キリストご自身を迫害することであり、それは正にとげのついた棒を蹴ることであって、全知全能の神に反逆することでもあります。私たちは、真の神に逆らうのではなく、従順に従い、喜びと平安と希望に満ちた祝福の人生を歩もうではありませんか。

   ②奉仕者、また証人…倒れているサウロにキリストは「起き上がって立ちなさい。わたしがあなたに現われたのは、あなたを奉仕者、証人として任命するためである。」と言われました。先日、クリスチャンでシンガーソングライターの岩淵まことさんから関係者に一斉配信のメールが届きました。演歌歌手の渥美二郎さんと対談する機会があり、そのとき岩淵さんが自分のCDを渥美さんにプレゼントしたところ、それを聞いた渥美さんが、そのCDの中の「永遠鉄道」という曲を非常に気に入って、その曲が渥美さんの新曲として発売されたとのこと。これまで、音楽を通してキリストを証しし続けてきた岩淵さんですが、まさか一般の世で知られた演歌歌手の渥美二郎さんが岩淵さん作詞作曲の歌をカバーするとは。ガラテヤ6:8には「自分の肉のために蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、御霊のために蒔く者は、御霊から永遠のいのちを刈り取るのです。」とあります。私たちもキリストの証人として、良い種を撒き、良いものを刈り取りましょう。
   
③暗やみから光に…私たちは、霊的な目が開かれたでしょうか。光の中に移されているでしょうか。真の神の支配下に置かれていますか。罪の赦しを受けましたか。永遠の天の御国を受け継ぎましたか。悪魔は初めから人殺しであり、偽りの父です(ヨハネ8:44)。無神論、偶像礼拝、占い、不品行、それらは悪魔の策略であり、常套手段であって、人々を暗やみに誘(いざな)うのです。イエス・キリストはこの暗やみを照らすために、この世に来られました。イエス・キリストを信じ受け入れて天の御国を受け継ぐ者とされ、教会に集まり、聖なる者とされた人々とともに、さらに天の御国を受け継ぐ人が起こされること求めてまいりましょう。

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