●11月1日(日)礼拝メッセージ要旨(第一コリント2:1~16)

 第一コリント2章から「御霊に属すること」という題で、ポイントを3つあげます。

 ①「十字架につけられた方のほかは何も知らないことに決心した」(2節)…すぐれた言葉や知恵の言葉を聞いて、論理的に納得したからクリスチャンになったという人はいないのではないでしょうか。東日本大震災の一年後の3月にアメリカの著名な作家フィリップ・ヤンシーという方が、私たちの教会にも訪ねて来られました。ヤンシーさんは、その著書の中で、「自分はクリスチャンになる前は、頑固でひねくれており、キリスト教に対して反抗的だった。そんな自分が神に近づこうとするなら、神は私を粉々にするだろうと思っていた。しかし、神は私の心を溶かし、さばきではなく、愛を与えてくれた」と言っています。イエス・キリストは、十字架につけられるために、この世に来られました。それは、私たち信じる者の罪をその身に負うためです。そこに、神の愛があります。パウロは、そのキリストの十字架を御霊と御力によって宣べ伝えたのでした。

②「隠された奥義としての神の知恵」(7節)…「十字架だ」「御霊の力だ」と言っても、それは決して空しく終わるものではなく、本当は神から来る賢い知恵、正に、隠された奥義としての神の知恵なのです。例えば、マタイ5:3に「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだから。」とあります。心貧しい者より心豊かな者のほうが優っていると思います。でも、自分が心豊かだと思って傲慢な人間であるよりも、自分の足りなさを覚えて神を求める人の方が神から祝福を受けるでしょう。ルカ6:38には「与えなさい。そうすれば与えられます。」とあります。他人に与えたら、少なくなります。でも、与えている人で乏しい人を見つけるのは難しいでしょう。アメリカでは大統領選挙が行われます。4年前、トランプ氏が大統領になってから、アメリカは自国第一主義を掲げてきました。かつては、移民に寛容で、良い意味で世界中の問題に干渉し、いつも率先して与える偉大な国、そんな印象のあるアメリカでしたが、今後はどうなるでしょう。

③「御霊のことは御霊によってわきまえる」(14節)…11節にありますように、他人が何を考えているか誰も分かりません。同じように、神のみこころは神の御霊しか知りません。人間と創造主である真の神、どちらが賢いですか。言うまでもありません。神のお考えのほうが私たち人間よりも、はるかに優っています(イザヤ55:8参照)。つまり、私たち一人一人が、その神のお考え(御霊の思い)に従っていくならば、それはその人にとっての最善の道を歩むことになるのです。ところで、その御霊の思いを知るためにはどうすればよいのでしょうか。その答えは、ローマ12:2の「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」というみことばにあると思います。やはり、日々のディボーション、みことばと祈りです。主なる神との深い交わりを通して、神のみこころを知るのです。16節には、天地創造の時、キリストが父なる神様の顧問であったと言っています。その知恵深いキリストの心が信じる者のうちにあるのです。

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