●4月27日礼拝メッセージ要旨(マルコ2:13~22)

湖のほとりの収税所に座っていたアルパヨの子レビは、イエス様に「わたしについてきなさい。」と言われると、ただちに従いました。それからレビは、イエス様一行を自分の家に迎え、取税人や罪人らを交えて食事のもてなしをしました。それを見ていたパリサイ人が、イエス様に対して「なぜ取税人や罪人と一緒に食事をするのか。」と問いかけます。その箇所からポイントを三つ上げて学びましょう。
①分離…この箇所では分離ということが否定的に扱われているように見えますが、例えば生活の中において、汚れた物ときれいな物は別々にするように、分離ということについて大切な一面があります。第二コリント6:16には「神の宮と偶像とに何の一致があるでしょう。」とあります。イエス様を信じる者は偶像に関わるべきではありません。また、クリスチャンは聖霊の宮(第一コリント6:19)です。タバコやアルコールなどを避けて、体をきよく保ちましょう。自分自身に関してはこの世の汚れから分離して、きよめられることを求めましょう(ヘブル12:14)。
②罪人を招くために来た…イエス様以上にきよい方はいません。そのイエス様がなぜ取税人や罪人と共に食卓に着かれたのでしょう。元々、イエス様は罪人を招くためにこの世に来られました。イエス様を信じ、きよめられたはずのクリスチャンは、世の汚れから分離しつつも、この世に遣わされているのですから、この世と関わり、積極的に福音を証ししていきましょう。主は、一人として滅びることを望んでおらず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられます(第二ペテロ3:9)。
③新しい皮袋…ここでイエス様は「新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れる」と言っておられますが、イエス様がこの世に来られ、正に、旧約時代から新約時代に入りました。今日、世界中に、イエス・キリストを信じる信仰が広められています。救いに与ったクリスチャンは、聖霊様を宿す新しい皮袋として、健康管理も大切ですが、何より、みことばと祈りによって、整えられていることが求められています。

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