●4月6日礼拝メッセージ要旨(マルコ1:29~45)

マルコ1:29~45から、記事の内容に合わせて、四つポイントをあげて学びましょう。
①シモンのしゅうとめ…熱病で床に着いていたシモンのしゅうとめがイエス様によって癒され、すぐに今度はイエス様たちをもてなし始めました。このことは、イエス様に出会った人が明確に変えられていく姿を象徴的に表しているのではないでしょうか。普通の感覚では、直ったばかりですと、しばらく様子を見るために動こうとはしないでしょう。使徒パウロは、ダマスコ途上でイエス様に出会うと、直ちにイエスがキリストであると宣べ伝え始めました。私たちも、イエス様を信じたら、はっきりと向きを変えて主の道をすすんで行きましょう。
②イエスをよく知っていた…「知っていること」と「信じること」とは違います。悪霊は、イエス様のことをよく知っていましたが、信じて受け入れるということは決してありません。マルコ1:24には、悪霊がイエス様に「あなたがどなたかよく知っています。」と言っています。また、使徒16章では、占いの霊につかれた女がパウロとシラスのあとに着いて、「この人たちは、いと高き神のしもべたちで~」と叫んでいます。結局、悪霊は神の働きを邪魔するのです。それが何から来ているか、惑わされないように注意が必要です。
③そこで祈っておられた…私たちは、この見える世界の中に生かされていますが、見える世界を支配している見えない霊の働きがあるということを意識していなくてはなりません。イエス様は、そのことをよくご存知で、朝早く暗いうちから起きて祈っておられました。
④お心一つで…ツァラアトに冒されている人がイエス様のところへ来て「お心一つできよくしていただけます。」と信仰を表しました。イエス様は彼に触れて即座に彼をきよめました。この世には、色々な弱い立場の人がいます。イエス様は、そういった人たち一人ひとりに目を留め、等しく愛しておられます。「福音宣教」とは、悪魔によって伝えられた曲がった教えを、本来の聖書のメッセージに修正する作業とも言えるでしょう。

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