●9月3日礼拝メッセージ要旨(ヨハネ8:1~20)

   ヨハネ8:1~20から「わたしは世の光です」という題で、ポイントを3つあげて学びましょう。
   ①あなたを罪に定めない…キリストが朝早く宮に来られ、集まった民衆に教え始めようとしたとき、律法学者、パリサイ人が姦淫の場で捕えられた一人の女を連れてきました。彼らはキリストに「先生、この女は姦淫の現場でつかまえられたのです。モーセは律法の中でこういう女を石打にするよう命じています。ところで、あなたは何と言われますか。」と問いかけました。彼らの目的は答えを得るためではなく、キリストを告発する理由を得るためだったのです。そのモーセの律法とは申命記22:22です。姦淫は一人で出来ませんから、相手の男はどうなったのでしょう。そもそも女性一人だけ連れて来て辱(はずか)しめる彼らの人格を疑います。日本の旧憲法下においては姦通罪がありました。女性にのみ適用されたようですが、新憲法になり、男女平等の原則に反するということで、1947年に改正されたようです。さて、律法学者たちに問われたキリストは、最初、地面に字を書いていましたが、身を起こし、「あなたがたのうちで罪のない者が最初に石を投げなさい。」と言われました。すると、その場には誰もいなくなりました。イエス・キリスト以外に罪の無い人などいません。キリストは女に、「わたしもあなたを罪に定めない。今からは決して罪を犯してはなりません。」と言われました。キリストは、ご自身、罪無き方ですが、人間の弱さをご存じで、人の罪を赦されます。罪と弱さを持つ私たちは、すべての人との平和を求め、また聖められることを追い求めましょう(ヘブル12:14)。
   ②わたしは世の光です…8月31日、ワールドカップアジア最終予選で、日本はオーストラリアを破って、本戦出場を決めました。日本チームは若い力の台頭で、世代交代が進んでいるように見受けられました。もしかして、本戦で優勝などしたら、日本国中が大喜びですが、でも、よく考えると、私たち一人一人の心に光が照らされるわけではありません。キリストこそ世の光です。キリストを心に迎え入れ、キリストに従う人は決して闇の中を歩むことが無く、いのちの光を持つのです(12節)。
   ③キリストに従う…先日8月29日に、北朝鮮のミサイル発射を受けてJアラート(全国瞬時警報システム)が鳴りました。用心するに越したことはありませんが、「政府と大手マスコミが危機を煽っている」という見方をする人もいます。やはり、極力、争いは避け、平和を求めるべきです。こんなご時世なので、まだまだ日本での普及率は低いものの、最近はシェルターが売れているとのことです。しかし、シェルターよりもっと有効なものは聖書のみことばです。「あなたは私の隠れ場、私の盾。私は、あなたのみことばを待ち望みます。(詩篇119:114)」

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