●11月5日礼拝メッセージ要旨(ヨハネ10:22~42) 

   「わたしと父とは一つです」という題でポイントを三つ上げて学びましょう。
   ①彼らは決して滅びることなく…羊が、その牧者の声を聞いてついていくように、キリストのことばを聞いて従う人々に対して、キリストは、28節で「わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは決して滅びることがなく、また、だれもわたしの手から彼らを奪い去るようなことはありません。」と言っておられます。このことばは、人の関心を引き寄せるために、その場しのぎで語られたものではなく、真実なイエス・キリストのことばであり、その約束は昔も今も変わることはありません。ヘブル13:5でも「金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。『「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。』」とあります。クリスチャンでも現実生活の中で、見えないキリストよりも見える現実が大きく見えてしまうものです。しかし、主は生きておられ、現実を超える救いの手を差し伸べてくださるのです。多くの人々が拝んでいる偶像の神々は、いざという時、助けてくれるどころか、人間の側で助けなければ動くこともできず、お荷物になるだけです。私たちが、キリストに心を向け続ける限り、キリストは、約束通り、守ってくださいます。
   ②わたしと父とは一つです…38節でキリストは「父がわたしにおられ、わたしが父にいる」と言っておられます。神は唯一でありながら、父、子、聖霊の三つ位格を持つという三位一体の教理と一致します。さて、ここで、もう一つの「一つ」をお話しします。ヨハネ17:21には「それは、父よ、あなたがわたしにおられ、わたしがあなたにいるように、彼らがみな一つとなるためです。また、彼らもわたしたちにおるようになるためです。そのことによって、あなたがわたしを遣わされたことを、世が信じるためなのです。」とありますが、天の父とキリストが一つであるように、私たちとキリストが一つになることを主が望んでおられるのです。そのためには、私たちが主を愛し、主を求めることです。この世が求めている富と誉れと宝はキリストとともにあるのです。私たちがイエス・キリストを第一に求めることによって、結果的に世が求めているものを受けるのです(箴言8:17~18)。
   ③多くの人々がイエスを信じた…私たちは、人生の目的をしっかり持って毎日を過ごすべきです。電車が2つのレールで走るように、一つは、真の神様、イエス様を愛して永遠のいのち、天の御国をめざすことです。もう一つは、隣人を愛し、自分と同じように隣人も永遠のいのちを受けることを願い、そのための行動をすることです。このことは、マタイ22:37~40のみことばで裏付けられています。時が近づいています。キリストの再臨が近づいています。この日本にリバイバル(多くの人々がキリストを信じる)の時が来ることを期待して、祈り備えてまいりましょう。

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