●12月1日礼拝メッセージ要旨(使徒の働き27:1~26)   

  「元気を出しなさい」という題でポイントを三つあげましょう。

  ①百人隊長ユリアス…パウロをイタリヤに護送していくために、その責任を担ったのはユリアスという親衛隊の百人隊長です。親衛隊、しかも隊長ですと優秀な人物であったと思われます。彼は、パウロが友人たちのところへ行って、もてなしを受けることを許しました。このことは、ユリアスがパウロに対して逃亡などしない人物であるということを見極めたからでしょう。また、ユリアスは柔軟性のある寛容な人物であったことがうかがえます。先日はカトリックのフランシスコ法王が来日しました。彼は積極的に、今、世界が必要としているメッセージを発信していて、自ら質素な生活をし、核廃絶を訴え、青年たちの集った集会では、要約すると「まるでゾンビみたいに孤独の奴隷になるな。誰かと人生を祝い合うことをせよ。」と言っています。ヤコブ3:17には「 しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、また、あわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。」とあります。私たちも、毎日関わる人に対して、「純真、平和、寛容、温順、あわれみ深く、えこひいきせず、見てくれの良さだけを求めない」ようにしましょう。まず、一番大切な身近な家族から始めましょう。

  ②パウロの警告…クレテ島の良い港という所から、百人隊長たちは同じクレテのピニクスまで行きたいと思っていました。地図では近くに見えますが、100kmも離れています。ここでパウロは、もう航海は危険だと警告しますが、百人隊長は航海士や船長の見解を支持し、出帆します。今日、私たちは、世の専門家の方々の見解を尊重すべきです。しかし、それは、あくまでも、この世の知恵であって、真の神の知恵に勝るということは決してありえません。第一コリント1:18~19には「十字架のことばは、滅びに至る人々には愚かであっても、救いを受ける私たちには、神の力です。それは、こう書いてあるからです。『わたしは知恵ある者の知恵を滅ぼし、賢い者の賢さをむなしくする。』」とあります。聖書には初めから本物の知恵が書いてあります。私たちの行動の基準は聖書のみことばです。だから、この聖書のみことばをよく読み心に蓄えましょう。

  ③元気を出しなさい…パウロが警告した通り、船は嵐によって制御できない深刻な状況に置かれました。パウロとしては「だから言わんこっちゃない。」というところでしょうが、彼は、人を責めることはせず、むしろ「元気を出しなさい」と励ましています。私たちも毎日の生活の中で、忘れ物とか失敗とか色々あるものです。大事なことは、それを引きずらないことです。特に他者の失敗を必要以上に責めることなく、むしろ励ましましょう。私たちの元気の源であるイエス様を指し示しましょう。私たち自身も、イエス様をますます慕い求め、恵みを受け、元気をいただきましょう。

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