●7月5日(日)礼拝メッセージ要旨(ローマ11:25~36)

ローマ9章~11章は、イスラエル(ユダヤ人)の選びということをテーマとしています。この11章25~36節は、その結論とも言えます。要するに、イスラエルがキリストの福音に対して頑なになっているのは、異邦人の完成の時までで、その時が来ればやがてイスラエルも救われるということです。と言っても、算数の計算、1+1=2というふうに、そのことを単純に理解できるかというと、そうでもありません。33節で言っている通り、神の知恵の奥深さを測り知ることは不可能です。そういったことが結論であると言えます。そこで、本日は、34~35節の「だれが主のみこころを知ったのですか?だれが主のご計画に与ったのですか?だれが主に与えて報いを受けるのですか?」という箇所から、3つポイントをあげていきます。
①主のみこころを知る…西日本新聞の記事からということで、太平洋戦争、小笠原諸島の硫黄島での日本軍と米軍との激戦のことを知りました。二万人の日本軍の殆どが全滅し、米軍も六千余の死者と多数の負傷者を出したとのこと。米軍は、空からの爆弾投下と一緒に日本軍に投降を促すビラも撒いたとのこと。ビラには圧倒的戦力を誇る米軍、戦死したら故郷の家族が悲しむこと、投降すれば食べ物等があること、命を大切にすることなどが書かれていました。今日の私たちから見れば冷静な判断ができそうに思えますが、当時の状況の中で投降は難しかったでしょう。つまり、真実を正しく読み取り、それに応じた行動が求められるということです。第一テモテ2:4には「神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。」とあります。また、ヨハネ8:32には「そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」とあります。神は、私たち人間が真理を知ることを望んでおられ、また、その真理を知ることによって、自由にされ、解放をされるのです。
②主のご計画に与る…神のみこころ、真理を知ったのなら、次は、神が自分に用意されている神のご計画に自分自身を重ね合わせていくことです。エペソ2:10には「私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行いに歩むように、その良い行いをもあらかじめ備えてくださったのです。」とあります。創造主である真の神は、人それぞれに、その人が最もふさわしい歩むべき道を用意しておられます。そのことを悟り、それぞれ、自分に与えられている神のご計画の通りの道を歩むことが、その人にとっての最善です。
③主に与えて報いを得る…私たち人間は、創造主である神によって命を与えられ、また、この世において、財産や多くのものを所有しています。しかし、どんなに多くのものを持っていても、死ねば、全のものをこの世に残していかねばなりません。今、私たちに与えられている命も財産も持ち物も、全ては神から与えられたものです。但し、その管理は任されています。プロ野球の楽天は昨年、平石さんから三木さんに監督が交代しました。三木監督は現役時代も殆ど無名の選手で、どんな采配をするだろうかと思っていましたが、オープン戦から現在まで好成績をあげています。先日、ロッテ戦で終盤、則本投手が単打を打たれると、サッとベンチを飛び出し、シャギワ投手への交代を告げ、その試合を制し、監督としての役割を堂々とこなしていました。私たちも自分に与えられた使命を十分に果たしていきたいものです。歴史上、父なる神から与えられた使命を完璧に果たした方はただ一人、イエス・キリストです。私たちは、このキリストを模範とし、キリストに助けられながら自分を神にささげて、神の栄光のために用いていただきましょう。そして、その人には永遠の報いが用意されているのです。

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