●2022年3月27日(日)礼拝メッセージ要旨…「光の子どもらしく歩みなさい」

エぺソ人への手紙5:1~14「光の子どもらしく歩みなさい」 という題でポイント3つ上げていきます。

①偶像礼拝者…5節には「あなたがたがよく見て知っているとおり、不品行な者や、汚れた者や、むさぼる者──これが偶像礼拝者です、──こういう人はだれも、キリストと神との御国を相続することができません。」とあります。このみことばと非常によく似ている聖書の個所があります。それはコロサイ3:5の「ですから、地上のからだの諸部分、すなわち、不品行、汚れ、情欲、悪い欲、そしてむさぼりを殺してしまいなさい。このむさぼりが、そのまま偶像礼拝なのです。」です。ここで使われている「むさぼり」は英語ではcovetousで日本語の逆翻訳では「貪欲」です。ルカ12章で、イエス様が、畑が豊作で倉を造り変え、安心している金持ちのたとえ話をしています。神は、その金持ちに「愚か者。お前のたましいは今夜お前から取り去られる。そうしたら、お前が用意した物は誰のものになるのか。」と言いました。その話の続きをしたあと、イエス様は「何はともあれ、あなたがたは神の国を求めなさい」と言われています。蓄えた物が人を生かしているのではありません。人は神に生かされているのです。だから、まず、神の国を求めて生きるのです。神の国とは永遠のいのちです。自分の救いを達成し、回りの人々にも神の国の福音を届けるのです。

②光の子どもらしく歩みなさい…8節には「あなたがたは以前は暗闇でした」とあります。エペソ2:1~2では「あなたがたは霊的に死んでいて、悪魔の奴隷だった」という内容のことが語られています。先日、当教会に聖書を無料で贈呈しているG協会のSさんが来られました。彼は、かつて有名メーカーの社員としてバリバリ働き、お金を稼いでいたとのこと、しかし、家庭を顧みることがなく、家族はバラバラになったとのこと。その後、教会に導かれ、今はクリスチャンとなり、ボランティア活動を通して神に仕えています。G協会は、今、戦闘で深刻な状況にあるウクライナやロシアにも多くの支部があり、特にウクライナ国内と難民に合わせて15万5千部の聖書を届けようとしています。私たちは、その奉仕が実を結ぶようにお祈りしましょう。エペソ5:9には「光の結ぶ実は、あらゆる善意と正義と真実なのです」とあります。光の子どもは光の子どもらしく歩むのです。

③眠っている人よ目を覚ませ…なんとなく気落ちしていたり、ぼんやりしていたり、そういう人の所に神が突然訪れ、その人を次の行動に向かわせるために立ち上がらせる、そういう場面が聖書では所々で見られます。◆ハランにいた75歳のアブラハム(アブラム)に神は現われ、カナンの地に出かけるように言われます。アブラハムの名は祝福となりました。◆ミデヤン人を恐れ、隠れるようにして小麦を打っていたギデオンに神は「勇士よ」と語りかけ、彼を立ち上がらせます。◆野で羊の世話をしていたダビデは突然呼び出され、預言者サムエルから油注ぎを受けます。そして、後にイスラエルの名君としての王となります。◆乙女マリヤは、み使いガブリエルから、聖霊による処女懐胎を告げられます。◆もう一人、パウロは、目覚ましい福音宣教の働きをしたゆえに捕らえられ、船でローマに護送される途中、暴風で難破しそうになったとき、主が彼に現われ、カイザルの前に立つことを告げられます。私たちも、聖書のみことばを信じて立ち上がり従っていくなら、主が共にいて光を照らされる、つまり神の力を受けるのです。

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