●2022年8月14日(日)礼拝メッセージ要旨  

コロサイ3:12~25から、「主キリストに仕える」という題で、AとBの2つの大ポイントで、Aは3つの小ポイント、Bは4つの小ポイントを上げて行きます。

A.神に選ばれた者の心得

 ①深い同情心…「法律は最低の道徳」と言われています。私たち人間は、法律を守っていれば良いということはありません。ここでは「深い同情心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着け、互いに忍び合い、互いに赦し合いなさい」と、高い倫理観が求められています。自分自身をこの基準で吟味すると、百点満点中何点になるでしょうか。各自へりくだり、こういったレベルに少しでも近づくことができるように整えられたいものです。

 ②愛を着ける…この「愛」は、神の愛(アガペー)です。神の愛は人から出てくることはありません。それは天から来るものであり、イエス・キリストを通して、聖霊によるものです。主の前に祈り求め、聖霊充満されて、キリストの平和が私たちの心を支配し、感謝の心を持つ人になりましょう。

③キリストのことばを蓄える …キリストのことばを蓄えるには、聖書をよく読むことです。でも、正直なところ、聖書を読むよりスマホをいじるほうが楽です。だから、私たちは、毎日、時間を決めて(早朝が一番でしょう)、コツコツ聖書を読み、しかも通読するようにしましょう。例えば、一日に旧約聖書と新約聖書を1章ずつ読むとしましょう。そうすると、旧約聖書は約2年半で通読できます。新約聖書は約9カ月で通読となります。10年経過すると、旧約聖書は4回、新約聖書は13回通読することになります。結果的に、みことばが心に蓄えられて、みことばが生活の中で証しされ、賛美と感謝にあふれてくるでしょう。

B.クリスチャンの社会生活

①夫婦関係…最初にアダムが形造られ、そのあとアダムのあばら骨によってエバが形造られました。聖書を見る時、たいてい、男が先で、次に女です。でも、夫婦関係では、まず「妻は夫に従うべきだ」と教え、次に「夫は妻を愛するべき」と教えています。世の基準に照らせば当然異論はあるでしょうが、クリスチャンの夫婦は、聖なる神のことばである聖書に聞き、これを目指しましょう。 

②親子関係…子は親を敬うべきであると聖書は教えています。子が親を敬うとは、創造主である神を認め、神を恐れることでもあります。21節には新改訳第三版では「父たちよ。子どもを怒らせてはいけません。」とあります。同2017年訳では「いら立たせてはなりません」となっています。感情に任せ、むやみに子を叱るな、ということです。親は子に対し、愛情をもって躾けなければなりません。 

③主従関係…「奴隷」という言葉は現代ではふさわしくありませんので、経営者と使用人の関係ということです。経営者側から見ても、また、使用人側から見ても、互いに相手を尊敬し合うことが大事です。使用人としては、ごきげんとりのようなうわべの仕え方ではなく、主を恐れつつ真心から従うべきです。

④主キリストに仕える…私たちは何をするにも、キリストに仕えるようにするべきです。日々の日常生活では、私たちそれぞれ、色々な場面や、色々な人に出会うものです。その時その時、キリストに仕えるがごとくに行動することを目指してまいりましょう。

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