2012.8.12礼拝メッセージ要旨(マタイ6:1~8)
三つのポイントをあげて学びましょう。第一のポイントは「隠れた施し」です。良いことをしたけれど、全く人に認められない、そういうことがあるものです。でも全能の神様はちゃんとご覧になっていて、却って、人に知られていない良い行ないや施しに対して報いてくださるのです。人に隠れた所で良い行ないをする、それがクリスチャンの品性にふさわしいものです。第二は、「祈りのスタイルです。」です。基本的に祈りは天の神様にささげられるものですから、神様と自分との個人的な祈りが大切です。しかし、集会の中とか何人かで集まって人前で祈りをすることもあり、案外、その人前での祈りできるようになることも信仰の成長に役立つものです。さて、祈るときのスタイルですが、こうでなければならないという特定のスタイルはありません。どんなスタイルで祈ってもよいでしょう。ただ、使徒20:36、21:5を見ますと、パウロらが「ひざまずいて」祈っています。ステパノも殉教するときひざまずいて祈っています。イエス様もオリーブ山のある場所でひざまずいて祈っています。第三は、「祈りの奥義」です。祈りも施しと同じように隠れたところで見ておられる天の神様にささげられなければなりません。まず、イエス様の御名によって、天の父なる神様に心を開き、神様を迎え入れ、そして、共に食事をするように(黙示録3:20)豊かな交わりをします。祈りは一方通行ではなく、神様の言われることを聞くということも大切です。もちろん、祈りは自分の願い事を言います。求めなさい。そうすれば与えられます。(マタイ7:7)とありますから、遠慮なく求めましょう。あなたの口を大きく開けよ。(詩篇81:10)ともありますから、神様の限界を自分で決めないで、むしろ神様のスケールに合わせて祈りましょう。