2013.2.3礼拝メッセージ要旨(マタイ13:1~23)   

 イエス様は多くのことをたとえでお話しされましたが、それは悟る人がさらに悟り、悟らない人には悟らせないためであると、そういう意味のことを言われました。きょうは、四つの種のたとえから、ポイントを四つあげて学びましょう。
 ①道ばたに落ちた種…このたとえでは、みことばを聞いても悟らない人のことを言ってますが、その前に、「信仰は聞くことから始まる(ローマ10:17)」とありますから、まず大事なことは、私たちがみことばを聞く環境に自分を置くということです。
 ②岩地に落ちた種…このたとえは、困難や迫害に対してすぐにつまずいてしまう人のことを言っています。丈夫な植物の根が深くしっかり地中に生やしているように、私たちも信仰の根を下に張り、上に実を結び(イザヤ37:31)ましょう。
 ③いばらの中に落ちた種…この世の心遣いと富の惑わしに注意しましょう。ある程度の健全な趣味などは却って益になるものですが、この世のどんな莫大な財産であっても、やがてキリストとともに相続する天の富に比べたら無に等しいと言わざるを得ません。
 ④良い地に落ちた種…アブラハムの息子であり、ヤコブの父であるイサクは、ある年に種を蒔くと百倍の収穫を見ました(創世記26:12)。イサクの生涯を見るとき、彼は従順で、争いを好まず、欲張ることはせず、その分、主が彼を祝福してくださったのです。主は生きておられます。みことばを聞いて悟る者となりましょう。

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