2013.3.17礼拝メッセージ要旨(マタイ14:22~36)   

三つポイントをあげて学びましょう。
①祈るために…五つのパンと二匹の魚で5000人以上の人を満腹させるという奇跡を行なわれたイエス様に、人々の視線が注がれない筈がありません。ヨハネ6:15によりますと、このとき人々はイエス様を自分たちの王様にしようとしたのです。もちろん、イエス様こそ王の王、主の主ですが、まだ、その時ではありません。イエス様は、弟子たちを舟に乗りこませ、群集を解散させて、ひとり山に登って祈っておられました。夕方から午前3時と計算すると、かなり長時間父なる神との交わりをしておられました。先週の聖日にメッセージしてくださったM師は「祈りは教会の原動力であり、神に用いられる人は祈りの人である。イエス様ご自身もよく祈っておられた。」と話されました。私たちもイエス様を模範としてよく祈る者となりましょう。
②水の上を歩く…水の上を歩くとは何と非科学的な、と誰でも思うことでしょう。私たちが信じている神様は、この世界を創造され、自然の法則も定められました。しかし、時に、理性や法則を超えたことをされる超自然の神様でもあります。教会連合による3.11記念集会で、「頑張ろう日本ではなく、考えよう日本ではないか」ということを聞きました。頑張って元通りになればそれでよいというものではなく、今まで何が間違っていたのか考える機会とすることが大事です。人の手による偶像の神々ではなく、水の上をも歩くことができる本当の神に立ち返るべきです。
③信仰の薄い人…ペテロは、湖上に現われたイエス様を見て、最初は驚いたのですが、すぐに今度は、自分も湖上を歩いてみたいとイエス様に願い出ました。しかし、風で沈みかけると悲鳴を上げて、イエス様から「信仰の薄い人だな。なぜ疑うのか。」と言われました。ペテロのみならず、どんな信仰者も様々な局面の中で試されるときがありますが、イエス様を信じ、信頼して、祈りつつ従ってまいりましょう。

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