●11月4日礼拝メッセージ要旨(使徒の働き7:1~19)   

 ある人々に訴えられ、議会で尋問を受けたステパノは、実質的に神のメッセージを語ります。それはアブラハムからダビデ、ソロモンらの名をあげ、主題は「聖霊に逆らってはいけない」と言うものでした。この7章は3回に分けて学びます。1~19節まで「アブラハムからヨセフまで」という題で、4人をあげていきます。
   ①アブラハム…アブラハムは「信仰の父」と呼ばれています。まだ自分の子が一人もなかったとき、神から「空の星を見よ。あなたの子孫はこのようになる。」と言われ、それを信じ、それが彼の義とみなされました。今日、私たちも、何か正しい良い行ないをしなくても、救い主イエス・キリストを信じる信仰によって義と認められるのです。さて、信仰の父アブラハムなのですが、その信仰が揺らぐ時がありました。神が約束した子孫がなかなか与えられず、妻サラの提言によりサラの女奴隷ハガルによって子孫を残そうとしたのです。結果、イシュマエルが生まれます。イシュマエルは今日のアラブ人の祖先と言われています。失敗もあったアブラハムですが、神の永遠の祝福を受けた人であることに変わりはありません。
   ②イサク…イサクは従順で穏やかな人でした。自分が掘った井戸を3回もペリシテ人に埋められてしまいますが、その都度、争わず、別の所に行って新たな井戸を掘ります。4度目に井戸を掘ったあと、ペリシテ人の王は、神に祝福されているイサクを恐れ、和解を申し込んできます。欠点らしい欠点が見つからないイサクですが、強いて欠点を上げるとすれば、双子の息子たちへの教育でしょうか。兄のエサウは粗野で肉的な人でした。弟ヤコブは策略家で狡猾でした。
   ③ヤコブ…父イサクに比べると、長所を見つけるのが難しいヤコブですが、彼は「霊的な祝福を求める」という、その熱心さにおいては、私たちが見倣わなくてはならないでしょう。彼は、あるとき神の人と相撲を取り「私を祝福して下さらなければ、あなたを去らせません。」と言い、その神の人から祝福を受けます。
   ④ヨセフ…ヤコブには息子12人がいました。11番目がヨセフです。ヤコブは年寄り子のヨセフを誰よりも溺愛しました。また、ヨセフの言動が兄たちを怒らせ、父ヤコブの目が及ばないときに、ヨセフは兄たちによって、エジプトに奴隷として売られてしまうのです。しかし、その十数年後、ヨセフはエジプトで食料全体を管理する大臣となります。飢饉で、その食料を買いに来たのがヨセフの兄たちでした。ヨセフは兄たちに対して仕返しこそしませんが、兄たちを試そうと難題を吹っかけます。そのとき、自分の命を懸けて、ヨセフを説得したのが上から四番目のユダでした。この後、ヤコブの12人の息子たちは、12部族の族長となり、イスラエル民族が形成されていくのですが、この12部族のうち、ヨセフ部族とユダ部族が、民族全体のリーダー格となります。そして、聖なる神の御子イエス・キリストが人として生まれられるのはユダ部族からです。ヨセフは苦しい奴隷から、後にエジプトの大臣となり、絶大な権力を持ちました。一方、ユダは家族のため命がけで、こう着状態の打開を図りました。聖なる神は、今も昔も私たちの歩みを見ておられ、高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをお授けになります。私たちは、その真の神の前にへりくだり、永遠の祝福を受ける者となりましょう。

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