●2021年12月5日(日)礼拝メッセージ要旨 「キリストをその身に着た」 

ガラテヤ3:15~29からです。先週は、「神の御子イエス・キリストが十字架につけられ、のろわれた者となってくださり、人は、律法の行ないにはよらず、イエス・キリストを信じる信仰によってアブラハムの祝福を受ける」と、話しました。本日は、さらにそのことを深く学びましょう。ポイント3つ上げていきます。

①契約…人と人との契約、あるいは約束を守るということは大事です。例えば、不動産売買契約、また、賃貸借契約をしたとき、それを双方が履行しなければなりません。また、ちょっとした人と人との約束も守るべきでしょう。また、会合が始まる時間なども最初に知らせた通りに開始するべきでしょう。そういった人同士のものとは別に神様と人との契約があります。神様は必ず契約を守ります。しかし、人は神様との契約を守るでしょうか。

②律法…人が神様との契約を守るためにモーセの時代に律法が付け加えられました。律法には十戒を中心とした道徳律法があります。また、罪の贖いのための儀式律法があります。2021年ほど前にイエス・キリストが来てくださり、十字架による救いを完成してくれました。ですから、今日、少なくとも異邦人クリスチャンは儀式律法を行なう必要はありません。マタイ5:17には「わたしが来たのは律法や預言者を廃棄するためだと思ってはなりません。廃棄するためにではなく、成就するために来たのです。」とあります。律法が廃棄されたのではなく、イエス様によって成就されたのです。

③信仰…24節には、「律法は私たちをキリストに導くための養育係となった」とあり、26節には「あなたがたはみな、キリスト・イエスに対する信仰によって神の子どもです。」とあります。天の神様が、私たち人間のために救いの道、祝福への道を用意して下さっているのです。最近、筆者は痛くない注射針のことを知りました。痛くない注射針を発明した人は、なんと「蚊」をヒントにしたそうです。また、濡れない傘もあるそうで、なんと池に浮いているハスの葉をヒントにしたとのこと。なるほど、それらは、創造主である真の神様が、新しい注射針や新しい傘を発明した人たちよりも先駆けて何千年も前から存在させているものです。私たち人間は、天の神を無視して生きることは愚かなことです。イエス・キリストを信じ、そして、そのしるしとしてバプテスマを受け、キリストをその身に着て生きることです。つまり、聖霊様とともに祝福の中を生き、さらにアブラハムの子孫となり、約束の相続人となるのです。

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