●2022年7月24日(日)第一礼拝メッセージ要旨  

本日の第二礼拝はゲストをお招きしての特別礼拝です。いつもならコロサイ書からですが、本日の第一礼拝では詩篇33篇からです。段落ごとに見ていきます。

①賛美(1~3節)…この世においては、罪人である人間や、その人間が形づくった偶像が崇められることが多々あります。賛美されるべき方は、救い主イエス・キリストの父なる神様だけです。「賛美は心の直ぐな人たちにふさわしい」とあります。私たちは、創造主であり、救い主である真の神を喜んで賛美しましょう。色々な楽器を使って、出来れば上手に、主に向かって大いに賛美しましょう。

②みことば(4~5節)…いつの時代でも言えることでしょうが、私たちは、絶えず様々な心配や不安の中で日々を過ごしているのではないでしょうか。しかし、クリスチャンにとっては、聖なる神のみことば、聖書があります。「主のことばは正しく、そのわざはことごとく真実である。」とあります。どんな時代のなかにあっても、正しく真実なみことばに信頼してまいりましょう。

③天地創造(6~8節)…最近、スコットランドの湖で、1億年前の魚類系の化石が発見されたとのことです。大きさは数センチほどです。どうして1億年前の化石なのかというと、発見された地層が1億年前だということです。もちろん、いつもそうですが、何によって、その地層が1億年前であるのかということは全く述べていません。これは科学ではなく、推定とか空想によるものです。捏造と言っては言い過ぎでしょうか。この世界は、創造主なる真の神によって創造されました。私たちは、この神を恐れなくてはなりません。

④はかりごと(9~11節)…10節には「主は国々のはかりごとを無効にし、国々の民の計画をむなしくされる。」とあります。また、マタイ10:26には「だから、彼らを恐れてはいけません。おおわれているもので、現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはありません。」とあります。天地創造の神は、全てをお見通しで、必ず正しい裁きを下されます。

⑤幸いな国(12節)…人や偶像を自分の神とするのではなく、天地を創造した真の神様を自分たちの神とする国、もし、そのような国があるなら、本当に幸いな国と言えます。日本がイエス・キリストを自分たちの神とする国となりますように。

⑥主は目を注ぐ(13~15節) …神は人間の肉体だけを創造したのではなく、その人間の内側に心を造られました。ですから、当然、神は全ての人の心を読み取ることがお出来になります。

⑦大きな力と救い(16~17節) …第一サムエル17章、ダビデとゴリアテが一騎打ちをしたとき、ゴリアテの身長は6キュビト半(約286センチ)で、鎧と兜で武装し、大きな槍を手にしていました。一方、ダビデは武装無しで、武器は石投げと5つのなめらかな石でした。ダビデの一投目の石がゴリアテに命中し、軍配はあっけなくダビデに上がりました。1967年6月にイスラエル対アラブ諸国の第三次中東戦争が起こりました。明らかにイスラエル不利の戦況の中で、「六日戦争」と言われるようにイスラエルの奇跡的勝利で短期間に終わりました。常に、大きな力を持つ者が勝つのではありません。

⑧主を待ち望む(18~22節) …この詩篇33篇の結論です。私たちに求められていることは、主を恐れ、主の恵みを待ち望むこと。主を喜び、イエス・キリストの御名に信頼して祈り求め続けることです。

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