●2022年7月17日(日)礼拝メッセージ要旨  

コロサイ2:1~10から「キリストのうちに知恵と知識との宝が隠されている」という題でポイント3つ上げていきます。

①キリストを真に知る…私たちが、イエス・キリストを真に知るにはどうしたらよいでしょうか?キリストのことを研究し、徹底的に調べ、完全に理解できるのでしょうか?それは却って難しいでしょう。それよりも、まず、私たちが、イエス・キリストを信じて心の中に迎え入れることです。コメディアンであり小説家でもあるピース又吉さんは、小学生の頃、クリスチャンの祖父の影響で、教会学校に行っていました。小学1年生のとき、洗礼を受ける決心をしたのですが、母親から「小学3年生になってから、もう一度改めて決めたら」と言われました。小学3年生になって、結局、洗礼を受けるのを止めたということです。当教会のWさんは、「天の御国は、からし種のようなもので、どんな種よりも小さいけれど、どんな野菜よりも大きくなる(マタイ13:31~32)」という話を聞き、「自分はまだ、イエス・キリストを信じる信仰は十分とは言えないけれど、からし種ほどの小さな信仰でもよいなら、信じて行こう」と思い、決心してバプテスマを受けました。受洗後、Wさんは、信仰に堅く立っています。

②キリストのうちに知恵と知識との宝が隠されている…パウロは、空しい騙しごとの哲学によって、誰のとりこにもならないようにせよ、と言っています。アメリカのベストセラー作家のフィリップ・ヤンシーさんはプロテスタント福音派のクリスチャンです。3.11東日本大震災の直後、当教会に来られ、青葉区上杉の教会で講演しました。筆者も、そこに参加しました。その講演内容は殆ど忘れましたが、一つだけ覚えていることがあります。それは、「すべての物事は、十字架で救いを完成されたイエス・キリストを通して見るべきである」と、そういったことを話していました。ヨハネ5:39~40には「あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思うので、聖書を調べています。その聖書が、わたしについて証言しているのです。それなのに、あなたがたは、いのちを得るためにわたしのもとに来ようとはしません。」とあります。聖書の中心はイエス・キリストです。世界の中心もイエス・キリストです。イエス・キリストのうちに知恵と知識の宝が隠されているのですから、キリストを通して物事を見て行くとき、そこに、神の知恵から来る的確な判断が出来るのではないでしょうか。

③キリストの中に根ざす…この度の参議院議員選挙で、クリスチャンの金子道仁さんが比例区で当選しました。金子氏は、福音派の牧師ですから、しっかりとキリストに根ざし、立場を鮮明にしていけば、その辺の戦いはあるでしょう。ですから、私たちは、金子氏のためにお祈りし、地の塩として、忖度しないで国会の腐敗防止の役目を担えるように祈りましょう。さて、私たちが健康を保つために必要なものは何でしょう。運動、睡眠、栄養、精神衛生です。年齢を重ねても体力を維持するためには筋肉に刺激を与えるのが有効です。また、笑うことも非常に健康に良いと思います。クリスチャンとして信仰を保つためには、WWPPです。礼拝(Worship)、聖書のみことば(Word)、祈り(Pray)、宣教と証しの生活(Preach)です。キリストはすべての権威と支配のかしらです。そのキリストが私たちの内におられるなら、私たちはキリストにあって満ち満ちている(コロサイ2:10)のです。

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