●2022年10月9日(日)礼拝メッセージ要旨  

 第一テサロニケ5:1~11からです。先週に引き続いて、イエス・キリストの再臨に関連して、「あなたがたは光の子です」という題で、ポイント3つ上げて行きます。 

1.それらがいつなのか…再臨はいつなのか?それは誰にも分かりませんし、分からなくてよいのです。でも、クリスチャンなら聖書を読んでいるのですから、ある程度、どんなときにそれが起こるのか、ということを知っておくべきでしょう。主の日の前兆として、偽キリストの出現、戦争、大地震、疫病、飢饉、迫害、偽預言者の出現、不法がはびこる、荒らす憎むべき者の出現、天変地異、それらのうち、現在、既に起こったこと、起こりつつあることもあります。大きなポイントとなるのは、「荒らす憎むべき者の出現」でしょう。第二テサロニケ2:3~4には「だれにも、どのようにも、だまされないようにしなさい。なぜなら、まず背教が起こり、不法の人、すなわち滅びの子が現れなければ、主の日は来ないからです。彼は、すべて神と呼ばれるもの、また礼拝されるものに反抗し、その上に自分を高く上げ、神の宮の中に座を設け、自分こそ神であると宣言します。」とあり、ダニエル書9:27でも預言されています。この人物が現われると、再臨がそろそろということになりますが、あくまでも目安です。肝心なことは、霊的暗闇の中にいて、突然、滅びが襲いかかるということのないように、気を付けなければなりません。

2.光の子ども、昼の子ども …ですから、霊的に眠っていないで、光の子ども、昼の子どもとして、信仰と愛を胸当てとして着け、救いの望みを兜として被って、慎み深くしていましょう。つまり、イエス様を信じる信仰を持ち、イエス様による十字架の愛を受け、イエス様による救いの望みにあふれましょう。YouTubeで「超すごい人の7つの特徴」というのを見ました。①自慢しない②気遣いができる③約束を守る④いつでもポジティブ⑤自分の感情をコントロールできる⑥素直に相手を認める⑦陰で努力している、ということでした。これに「イエス・キリストを信じている人」が入っていれば本当にすごいでしょう。イエス様による救いを受けるには、ただ信じるだけで、能力も努力も不要です。でも、この信仰生活を持続していくためには多少の努力が必要です。ルカ13:24には「努力して狭い門から入りなさい。なぜなら、あなたがたに言いますが、入ろうとしても、入れなくなる人が多いのですから。」とあります。大勢の人が行く道だから正しいとは言えません。私たちは、少人数でも正しい道を進むのです。イエス・キリストが道であり、真理であり、いのちです。イエス様を信じて従う者は光の子ども、昼の子どもです。

3.主とともに生きる…イスラエルではユダヤ暦で7月15日から仮庵の祭りが始まります。普通の太陽暦では今年10月10日からです。この日は、イスラエル人がかつてエジプトの奴隷から解放され、カナンの地に着くまでに40年間、天幕生活をしました。そのことを後の世代に伝えるために仮庵の祭りがあり、今でも、その期間、簡単な仮小屋を作って生活するのです。そのことは、今のクリスチャンにとってどんな意味があるのでしょうか。ピリピ3:19~20には「彼らの最後は滅びです。彼らの神は彼らの欲望であり、彼らの栄光は彼ら自身の恥なのです。彼らの思いは地上のことだけです。けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。」とあります。クリスチャンの本籍は天にあります。今、クリスチャンである人々は、天から遣わされて、仮庵のようなこの地上に住んでいるのです。この地上で何十億円もする豪邸に住んでいたとしても、永遠の天の御国の住まいに比べたら、仮小屋(仮庵)ほどもありません。私たちは、イエス様の御人格に倣い、イエス様と共に歩み、互いに励まし合い、互いに徳を高め合っていきましょう。

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