●2022年12月25日(日)礼拝メッセジ要旨  

本日はクリスマス礼拝です。クリスマスに因み、ヨハネ1:1~12から、「すべての人を照らすまことの光」という題でお話しします。

今年は、ロシアがウクライナに侵攻し、今もその戦いが終わっていません。そういった暗いニュースがある中、先日はカタールにおいてのワールドカップが行われました。日本チームはグループリーグで強豪チームを破り、決勝トーナメントに駒を進め、よくやったと思います。結果はアルゼンチンが優勝し、アルゼンチンの国では人々が大喜びです。高校野球・夏の甲子園は仙台育英高校が日本一になりました。念願だった白河の関越えが叶い、宮城県民のみならず、東北全体の喜びとなりました。でも、よく考えてみましょう。ワールドカップでアルゼンチンが優勝しても、野球で仙台育英高校が優勝しても、私たちの生活とはあまり関係ありません。

私たちは人との関係の中で毎日暮らしています。身近な家族は大切です。身近な人ほど尊敬し、良い関係を築いていきたいものです。でも、知ってください。家族よりももっと大切な関係を築かなければならない方がおられます。それは、この世界を創造し、それらを統べ治めておられる真の神様です。地球と太陽の距離は14,960万キロメートルあります。その距離が5%近くなると、地球は干上がってしまい、1%遠いと地球は凍ってしまいます。また、地球は太陽に対して公転しているのですが、23.4°という傾きを保っています。その絶妙な傾きによって、地球には四季があり、大気の循環があって守られているのです。そして、その地球上に私たち人間が創造され、私たちは、その創造主である真の神様によって生かされているのです。

今から2022年ほど前、創造主である真の神様は、ひとり子イエス・キリストを世に送ってくださいました。イエス・キリストは、すべての人を照らすまことの光として、この世に来てくださいました。人間の心の中には闇があります。虚無感(空しさ)、孤独(寂しい)、罪責感(過去の失敗)、死の恐怖などです。イエス・キリストは私たち人間の罪をその身に負い、心の中にある闇を取り除くために十字架で死なれ、死後三日目に復活しました。

ヨハネ1:10には「この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。」とあります。多くの人々は、自分の創造主、そして、救い主イエス・キリストを知らずに、というよりも聞いてはいても無視して生きているのではないでしょうか。せっかくの神の愛をないがしろにしていて、その人は神の裁きを免れることができるでしょうか。

ヨハネ1:12です。こう書いてあります。「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」です。私たちは、イエス・キリストを信じ、神の子どもとしての特権を得ようではありませんか。神の子どもは、罪が赦され、心の闇も取り除かれ、天のいのちの書に名が記され、永遠の命を持っています。そして、祈りがきかれることです。エレミヤ33:3には「わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え、あなたの知らない、理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう。」とあります。主は、私たちの思いを超えて豊かに応えてくださいます。

クリスマス。それは、天の神様が私たちを神の民として招き入れるために御子イエス様を世に遣わされたということを記念し、感謝して喜ぶ日です。私たちは、神様のみこころを受けとめ、イエス様を信じ、従っていきましょう。

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