●2023年1月1日(日)礼拝メッセージ要旨  

2023年になりました。ヨシュア記1:1~9を中心にして「2023年を迎えて」という題で、ポイント3つ上げていきます。

①「だまされないように」…昨年末、岸田首相は、防衛力の増強を目指し、その財源として増税を目論んでいるとのニュースを聞きました。ある情報によりますと、アメリカから武器(戦闘機など)を購入する際、殆ど交渉などすることなく、アメリカの言い値で非常に高い値段で購入するようです。しかも、その兵器はアメリカで不要となったタイプのもののようです。もっと、したたかな外交・交渉が求められるべきでしょう。岸田首相の支持率は下がりっぱなしです。聖書には、「すべの人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。(第一テモテ2:1)」とあります。クリスチャンは、政治家の方たちのために祈らねばなりません。私たちは今、情報の洪水のような中で暮らしています。テレビで伝えられている情報は信用してしまいがちですが、大手メディアの背後にはスポンサー企業などの力が働いていますから、どうしても真実よりも利益が優先されることになります。ですから、私たちは、テレビなどで発信される情報をただ鵜呑みにすべきではありません。聖書には「蛇のようにさとく鳩のように素直でありなさい(マタイ10:16b)」とあります。まず聖書のみことばを土台とし、その情報が真実であるか否か、よくよく注意して、見極めなければなりません。

②「恐れるな」…ヨシュア1:1~9です。ヨシュアは、イスラエルのリーダーだったモーセの後継者として、ヨルダン川を渡り、カナンの地を獲得するために神に立てられました。神はヨシュアに「強くあれ、雄々しくあれ、恐れてはならない、おののいてはならない。(ヨシュア1:9)」と言っておられます。このヨシュアとは違いますが、今、この時代を生きる私たちには、毎年毎年この先、何が起こるのか分からないという不安があるのではないでしょうか。2014年の元旦礼拝のとき、私はヨハネ9:4の「わたしたちは、わたしを遣わした方のわざを、昼の間に行わなければなりません。だれも働くことのできない夜が来ます。」という箇所からメッセージしました。それは「先のことを『ああだこうだ』と先回りして心配するのではなく、むしろ、今与えられている環境を感謝し、心配事は神に委ねて、それぞれに与えられている使命を果たしていきましょう。」というものです。イザヤ41:10には「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」とあります。イエス様を信じた私たちは、主がいつも共におられるのですから、何も恐れることはありません。

③「福音のために」…当・つばめさわ教会は、現在、グレース宣教会の協力教会です。ふた月に一度、グレースシャロームという読み物に教会の報告記事を提供しています。グレース宣教会から今年の通年賛美が5曲ほど送られてきて、「福音の恵み」という曲の楽譜がありました。第一コリント9:23から作られた曲です。その歌詞は「私は、全てのことを福音のためにしているだろうか。私の口の言葉と心の思い、きよめてください。あなたの十字架の贖いを、あなたの変わらない憐みを私たちが知ることができるように。あなたの御霊の宮として、あなたの恵みの管として、共に福音の恵みにあずかる者として。」です。「福音」、それはこの上ない、最高で最大の良い知らせです。これを私たちは、自分だけのものとして満足していて良いはずがありません。それぞれに与えられた賜物を用い合って、チームとして、福音のために神に仕え、天に宝を積みましょう。

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