●2023年11月12日(日)礼拝メッセージ要旨 

●2023年11月12日(日)礼拝メッセージ要旨  

第一ペテロ4:1~19から「万物の終わりが近づきました」という題でポイントを4つ上げていきます。

1.神のみこころのために過ごす…今年のプロ野球は阪神タイガースが優勝しました。岡田監督の采配(チーム作り)が良かったようです。それで優勝決定後は、今ではすっかり恒例になっている祝勝会でビールかけが行われました。水中メガネをかけて、殺伐とした雰囲気の中で4000本のビール瓶が空になったそうです。ニュースなどでは誰ひとり、そのビールかけに異を唱えないというのも問題です。女子サッカーのマイナビ仙台の選手の皆さんがそろって仙台市青葉区の某神社に参拝に行ったというニュースをテレビで見ました。それは偶像礼拝であり、創造主である聖なる真の神の祝福を却って遠ざける残念な行為です。3節には「あなたがたは、異邦人たちがしたいと思っていることを行い、好色、情欲、酔酒、遊興、宴会騒ぎ、忌むべき偶像礼拝などにふけったものですが、それは過ぎ去った時で、もう十分です。」とあります。私たちは、不品行、酔酒、遊興、宴会騒ぎ、忌むべき偶像礼拝の生涯を送るのか、それとも、主イエス・キリストの救いを信じ受入れ、聖なる真の神のみこころのために過ごすのか、二つに一つです。もちろん、聖なる真の神のみこころのために過ごしましょう。 

2.万物の終わりが近づきました…キリストは、弟子たちの質問に答えて、世の終わりの前兆として、戦争、民族対立、大地震、疫病、飢饉、天からの凄まじいことが起こることを予告されました。今、正にそれらのことが起こりつつあります。そして、終わりの終わりにキリストの再臨があり、そのとき、天のみ使いたちによって、四方から選びの民を集めます。つまり、キリストの空中再臨と携挙です。第一テサロニケ4:16~17には「主は、号令と、御使いのかしらの声と、神のラッパの響きのうちに、ご自身天から下って来られます。…私たちが、たちまち彼らといっしょに雲の中に一挙に引き上げられ、空中で主と会うのです。…」と言っています。私たちは、その空中携挙に与(あずか)ることができるように、イエス・キリストを信じる信仰をしっかりと持ち、祈りのために心を整え、身を慎み、愛によって仕え合っていきましょう。

3.燃えさかる火の試練…正しい人が悪者とされ、悪者が正しいとされる、そのようなことは、どこの世界においても多々見られるものです。罪のない神の御子イエス・キリストの十字架の死は、正にその究極の出来事でした。ですから、そのイエス・キリストの名のゆえに、クリスチャンが迫害されたり、苦しめられたりしたとしても、なんら不思議なことではありません。もちろん、主の祈りには「我らを試みに会わせず、悪より救い出したまえ」とありますから、私たちは、苦しみを被らないように謙虚に神の助けを願えば良いのです。それでも、キリストの名のゆえに非難を受けるなら、驚き怪しむことなく、むしろここで「喜びなさい」と教えています。それは、栄光の御霊がその人の上にとどまってくださるからです。

4.さばきが神の家から始まる…現職の財務副大臣が2013~2022年の間、税金を滞納して4回の差し押さえを受けたということです。その副大臣は税理士の免許も持っておられるとのことで、それを聞いた多くの人々が「開いた口が塞がらない」というような思いをしたことでしょう。私たちは、このことを他人事としてではなく、むしろ、自らを律する機会としたらよいと思います。「もし塩が塩けをなくしたら、何によって塩けをつけるのでしょう。(マタイ5:13)」と聖書は言っています。つまり、キリスト教会が教会としての使命を果たしていないのなら、それはキリストの体なる教会ではなくなります。教会は神の国を証しし、宣べ伝えるところです。ローマ14:17には「なぜなら、神の国は飲み食いのことではなく、義と平和と聖霊による喜びだからです。」とあります。義と平和と聖霊による喜びが満ち溢れる教会として、福音宣教、神の国を宣べ伝えるという大事な使命を果たすことができるように、それぞれ教会の一員として整えられてまいりましょう。

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