●2025年11月23日(日)礼拝メッセージ要旨       

創世記47:1~31からです。エジプトに移住してきたヤコブ一族は、ゴシェンの地に定住します。今回の題は「エジプト定住とその後」です。ヨセフの父と兄弟たちがパロと面会、ヨセフの仕事ぶり、死期が近づいたヤコブ、この3つの記事をそのまま3つのポイントとして上げていきます。

1.「ヨセフの仲介でパロ王に謁見」…ヨセフは自分の親族たちがカナンの地から移住のために来たことをパロに伝えます。まず、兄弟たち5人をパロに引き合わせます。それで、正式にエジプトの最も良い地ゴシェンに住むことが確定します。次にヨセフは130才のヤコブをパロの前に連れてきます。ここでヤコブはパロに「あいさつした」と新改訳聖書第三版では訳していますが、2017年訳では「祝福した」です口語訳聖書や共同訳聖書でも「祝福した」です。飢饉のため移住してきた130才の老人が、当時の超大国エジプト王を祝福したのです。ヤコブは、天地を創造した全知全能の神が、選び祝福したアブラハムの孫です。アブラハムからイサク、イサクからヤコブにその祝福が受け継がれてきました。天地を統べ治めておられる神の視点から見るとき、ヤコブは神の器であり、超大国の王様を祝福するのに何の不足もありません。今日、イエス・キリストをまともに信じるクリスチャンも同じです。イエス・キリストにあってアブラハムへの祝福を受けている(ガラテヤ3:13~14)のです。また、その祝福を人々に与えるために召されている(Ⅰペテロ3:9)のです。

2.「飢饉が続く中でのヨセフの仕事ぶり」…エジプト国内においても飢饉は続きます。ヨセフは、内外から集まった銀をパロの家に納めます。次に、エジプト人に穀物を買う銀が無くなると家畜と引き換えに穀物を売ります。さらに、その家畜も無くなると今度は土地と引き換えにします。さらに、その土地が無くなると土地を貸与し、その収穫の5分の1を納めるようにします。日本の江戸時代の農民の年貢米などと比べると良心的な割合と言えるでしょう。最近、日本では長い間課税されてきたガソリンの暫定税率が廃止されることが決定し、既に段階的な事実上の実行に移されています。そういった国民のためになる良い政治を今後も期待するところです。ローマ14:7~8には「私たちの中でだれひとりとして、自分のために生きている者はなく、また自分のために死ぬ者もありません。もし生きるなら、主のために生き、もし死ぬなら、主のために死ぬのです。ですから、生きるにしても、死ぬにしても、私たちは主のものです。」とありますように、私たちはすべて自分のために生きているのではなく、主のために生きることを求められています。

3.「ヤコブ、ヨセフに誓いを求める」…ヤコブがエジプトに来たときは130才、それから17年が過ぎて147才、彼は自分の死期が近づいていることを覚えました。そこでヤコブは、ヨセフに自分が死んだらカナンの地の先祖の墓に葬って欲しいと言います。そして、そのことをヨセフに誓わせます。それは、神がアブラハムにカナンの地を与えてくださるという約束を、アブラハムの孫のヤコブ自身も信じているということを証しするためのことだったのでしょう。基本的に私たちは死後、何処に埋葬されるかということはそれほど重要ではありません。なぜなら伝道者の書12:7には「ちりはもとあった地に帰り、霊はこれを下さった神に帰る。」とあるから、神のもとに帰った魂が、永遠の滅びの刑罰を受けることを免れ、永遠の天の御国に入るということが最も重要なことです。そのために、私たちは十字架で救いを完成され、今も生きて私たちを執り成してくださっている主イエス・キリストを信じ、この方の救いの福音を宣べ伝えるのです。

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